観光ビザ條件緩和による留學(xué)生への影響

移民政策や観光ビザ政策の変化は留學(xué)生活に密接に関連してくる。日本政府は今年の初めに「明日の日本を支える 観光ビジョン」という景観計(jì)畫を策定した。同計(jì)畫は、中國(guó)、インド、フィリピン、ベトナム、ロシアの5ヶ國(guó)を?qū)澫螭?、訪日観光ビザの條件を緩和し、訪日観光客の増加や消費(fèi)活動(dòng)の促進(jìn)させることで、停滯した日本経済の活性化を目指すものだ。

日本観光をする中國(guó)人観光客が増加すると共に、日本に留學(xué)する中國(guó)人學(xué)生が受ける影響も大きくなっている。

長(zhǎng)崎國(guó)際大學(xué)人間社會(huì)學(xué)研究科博士課程の覃建恩さんは、「私が住んでいる長(zhǎng)崎県佐世保市は有名な観光地だ。観光ビザの発行條件が徐々に緩和されるにつれ、一日おきに佐世保市の港に客船が一隻停泊し、多くの中國(guó)人観光客がやってくるようになった。短期ビザを有する外國(guó)人観光客には5000円以上の買い物で消費(fèi)稅が免除されるという免稅政策が日本で制定されたため、多くの中國(guó)人観光客が買い物にやってくるようになった。しかし、突然商品の需要が高まり、周辺にある店は商品を値上げするようになった。今では同じものでも以前よりかなり値上がりしたものがいくつかある」と話した。

しかし、訪日する中國(guó)人観光客の増加は、留學(xué)生たちに多くのメリットももたらしている。これについて、覃さんは、「中國(guó)人観光客がスムーズに買い物できるようにするために、いくつかのコンビニのATMで中國(guó)の銀聯(lián)カードを使用でき、少額の手?jǐn)?shù)料で日本円を引き出せるようになった。これにより両替の手?jǐn)?shù)料がかなり節(jié)約できるようになった。さらに、中國(guó)人観光客のおかげで中國(guó)人留學(xué)生のアルバイトが増えた。いくつかの店では中國(guó)人留學(xué)生を通訳として雇い、中國(guó)人観光客とのやり取りをよりスムーズにしようとしている。これは給料が高く、とても楽な仕事だ。勉強(qiáng)以外の空いている時(shí)間に、生活費(fèi)も少し稼げるのでとてもありがたい」と付け足した。（編集YK）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2016年10月24日