
新入生歓迎會で重慶のPR
12年末、呉さんは學友會に加入し、自分と似た経験をしている留學生のサポートをしてきた。現(xiàn)在、呉さんは同會の會長を務め、留學生が広島市の社會公益活動に參加するよう企畫している。「日本人は中國のことをあまりよく知らない。留學生は、そのような日本人が中國について知る窓口になる」と呉さん。
呉さんは、出身地である重慶のPRにも力を入れており、毎年の新入生歓迎會では、資料を準備して、日本人教師や學生たちに重慶を紹介している。
重慶の大學と日本の大學の交流の懸け橋に
日本で10傑に入る國立大學の広島大學のキャンパスは日本で3番目に広いものの、繁華街から遠く、辺鄙な場所にあり、他の日本の大學と比べると、中國での知名度は低い。昨年、教師の同意を得て、呉さんは重慶へ帰り、重慶の大學生が広島大學と交流できるようになればと、重慶大學や西南大學などを訪問した。そして、今年4月、重慶大學が広島大學を答禮訪問した。
「卒業(yè)後は日本に殘るのかとよく聞かれる。その時は決まって重慶に帰って、教師になりたいと答えている。重慶には深い思い入れがある」と話す呉さんは現(xiàn)在、博士論文を書いている。重慶に帰って、大學の教師になるというが彼の明確な目標だ。
呉さんは取材に対して、「帰國後、學校の管理や留學のプラットホームなど、日本で學んだことを重慶で伝え、重慶の一人でも多くの學生が海外に留學して、最新の知識を學んで視野を広げることができるよう助けたい」と語った。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2016年11月23日
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