自動(dòng)車製造業(yè)は日本の基幹産業(yè)だが、この「金看板」が近年はしばしばほこりにまみれている。日本トップのエアバッグメーカーのタカタが不合格の欠陥製品を大量に製造し、業(yè)界では過去最大規(guī)模のリコールが行われ、世界の19メーカーの自動(dòng)車1億臺(tái)以上が対象になった。2016年には三菱とスズキが燃費(fèi)データ不正事件を起こし、三菱の自動(dòng)車62萬臺(tái)とスズキの軽自動(dòng)車210萬臺(tái)以上が対象になった。少し前には、日本3位の鉄鋼メーカー?神戸製鋼所がアルミ?銅製品の一部で強(qiáng)度などの性能データを改ざんし、不合格製品を自動(dòng)車、航空機(jī)、軍事産業(yè)、高速鉄道など多くの分野のメーカーに供給していた問題があり、トヨタ、三菱、日産を含む日本の自動(dòng)車メーカーの多くも影響を被った。

こうした一連の信用危機(jī)が日本の自動(dòng)車産業(yè)にもたらした直接的?間接的損失は計(jì)り知れない?，F(xiàn)在開催中の東京モーターショーの主催者である日本自動(dòng)車工業(yè)會(huì)は、業(yè)界全體のイメージを損なう恐れがあるとして、同會(huì)會(huì)長(zhǎng)を務(wù)める日産の西川広人社長(zhǎng)の活動(dòng)をしばらく停止することを決定した。東京モーターショーは近年、市場(chǎng)縮小と影響力低下の苦境に直面しており、一連のスキャンダルはショーの雰囲気をさらに重苦しいものにしている。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2017年11月3日