新たな「國(guó)の重器」、アジア最大のポンプ浚渫船「天鯤號(hào)」が江蘇省啓東市で完成し、3日に進(jìn)水することになった。中國(guó)青年報(bào)が伝えた。
ネットユーザーから「島造成の神器」と呼ばれている、同じく中交天津航道局が持つ、現(xiàn)役としてはアジア最大のポンプ浚渫船「天鯨號(hào)」と比べ、天鯤號(hào)は性能で全面的に勝っている。その長(zhǎng)距離輸送能力などの性能は、世界一となっている。外観を見(jiàn)ると、天鯤號(hào)の甲板の面積はバスケットコート9面分に相當(dāng)する。
全長(zhǎng)140メートル、幅27.8メートル、最大掘削深度35メートルの天鯤號(hào)は、リーマ出力が6600kWで、最大9900kWに達(dá)する。標(biāo)準(zhǔn)浚渫能力は6000立方メートル毎時(shí)に達(dá)し、最大配列ピッチは15キロまで延長(zhǎng)された。
世界で初めて3ケーブルポジショニングシステムなどの先端技術(shù)を応用しているため、天鯤號(hào)の海の悪天候に適応する能力は世界トップクラスで、かつ世界のすべての海域を航行する能力を持っている。
天鯤號(hào)建造監(jiān)督チーム長(zhǎng)、中交天津航道局有限公司副チーフエンジニアの王健氏は記者に対して、「これは中國(guó)國(guó)內(nèi)で初めて設(shè)計(jì)?建造された、完全に獨(dú)自の知的財(cái)産権を持つ大型自動(dòng)航行ポンプ浚渫船で、一部の先進(jìn)國(guó)による寡占を打破した」と説明した。
中國(guó)船舶工業(yè)集団公司第708研究所副チーフエンジニアの費(fèi)竜氏は、「輸入で技術(shù)は買えない。中國(guó)の浚渫船は小型から超大型に、內(nèi)陸河川の施工から遠(yuǎn)洋の施工に、配列ピッチが短から長(zhǎng)に、施工効率が低から高に変わり、すでに世界先頭集団に立っている。中國(guó)は2006年以降、約200隻の浚渫船を建造し、同分野の大國(guó)になった。天鯤號(hào)の登場(chǎng)は、中國(guó)が強(qiáng)國(guó)に向かい邁進(jìn)していることを象徴した」と述べた。
天鯤號(hào)は3日の進(jìn)水後、調(diào)整?試験段階に入り、來(lái)年上半期に引き渡される予定。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2017年11月3日
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