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2017年11月29日  
 

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日本の捕鯨映像公開(kāi) オーストラリア國(guó)民に怒り

人民網(wǎng)日本語(yǔ)版 2017年11月29日17:05

オーストラリア?タスマニア州のメディア「ザ?マーキュリー」が28日、日本の捕鯨船がオーストラリア南部の海域でクジラを殘虐に殺戮する生々しい映像を発表した。9年前にオーストラリア稅関の関係者が撮影したものだが、オーストラリア政府により長(zhǎng)年非公開(kāi)とされてきた。

ここ5年ほどの間、ニューサウスウェールズ州の環(huán)境保護(hù)事務(wù)所が國(guó)際動(dòng)物保護(hù)団體?ヒューメイン?ソサエティー?インターナショナル(HSI)を代表し、國(guó)民の知る権利と情報(bào)公開(kāi)を理由に、オーストラリア政府に映像の公開(kāi)をたびたび申請(qǐng)してきた。海洋生物保護(hù)を訴える環(huán)境保護(hù)団體シーシェパードもその後、この國(guó)際法廷闘爭(zhēng)に參加した。シーシェパードのジェフ?ハンセン氏は、「この映像には日本人がこの美しく聡明な動(dòng)物に対して行った血なまぐさく、殘虐で、無(wú)意味な殺戮行為がありありと記録されている」と話す。

公開(kāi)された映像をみると、日本の捕鯨船はまずクジラを追跡し、火薬式のもりを発射する。もりはクジラに刺さると、先端部分の火薬が爆発するしかけになっている。仕留められたクジラは頭部を下にして船にくくりつけられ、集まってきた海鳥(niǎo)が流れ出した?jī)?nèi)臓を食い散らかす様子は、凄慘で思わず目を覆う。

オーストラリア放送協(xié)會(huì)(ABC)の報(bào)道によると、オーストラリア政府は映像が日本の捕鯨に反対する國(guó)際法廷闘爭(zhēng)に利用され、豪日関係に損害を與えることを懸念したため、過(guò)去2回の公開(kāi)申請(qǐng)を卻下した。オーストラリアと日本はともに米國(guó)の盟友であり、オーストラリアは第二次世界大戦中、日本軍の戦闘機(jī)に激しい爆撃を受けた歴史がありながら、戦後の両國(guó)の関係は非常に親密だ。特にここ數(shù)年、オーストラリアは日本との関係をますます重視するようになり、とりわけ海上での協(xié)力を強(qiáng)化してきた。3回目の公開(kāi)申請(qǐng)が行われると、移民?國(guó)境警備省は「國(guó)際関係への影響」を理由として再び卻下したが、今年5月になって決定を翻した。

実際、オーストラリア政府は日本の殘虐なクジラの殺戮行為に反対の態(tài)度を示しており、世界でも法廷闘爭(zhēng)を通じて日本に捕鯨をやめるよう求める動(dòng)きが活発だ。政府が対日関係を維持しようとして日本の捕鯨映像を隠匿し続ける態(tài)度には、オーストラリア國(guó)民から強(qiáng)い不満の聲が上がった。労働黨のトニー?バーク議員は取材に答える中で、「政府にもっと積極的な行動(dòng)を取り、オセアニアに生息するクジラが日本の捕鯨船の殺戮の犠牲にならないよう保護(hù)することを強(qiáng)く呼びかける」と述べた。

緑の黨のピーター?ウィッシュ-ウィルソン議員は、「この映像は海外で広く流されるべき」とした上で、「私は最近、日本でこの問(wèn)題について政界関係者や社會(huì)活動(dòng)家と會(huì)談した。その中で、日本の人々は海外での捕鯨活動(dòng)について何も知らないということがわかった」と述べた。日本には鯨肉を食べる伝統(tǒng)があり、日本の捕鯨船は長(zhǎng)年「科學(xué)的調(diào)査」を口実に、オーストラリア周辺や世界の別の海域でクジラを大量に殺戮し、海洋生態(tài)系のバランスをひどく損なっただけでなく、極めて殘忍な手段を用いることで、世界中の関心と強(qiáng)い非難を集めてきた。

シーシェパードは長(zhǎng)年にわたり、海の上で日本の捕鯨活動(dòng)を阻止してきた。特別仕様の船を購(gòu)入して日本の捕鯨船に力で対抗することもあった。だが今年8月、「資金の問(wèn)題により、この船を問(wèn)題ある海域に送り出して日本の船隊(duì)の行動(dòng)を阻止し、そこに棲むクジラたちを保護(hù)することができなくなった」との聲明を発表した。

2014年に、國(guó)際司法裁判所は日本の捕鯨を「科學(xué)的でない」と結(jié)論づけ、それから1年間、日本の捕鯨活動(dòng)は停止された。だが日本の食品市場(chǎng)に強(qiáng)いニーズがあることから、日本はミンククジラの捕獲數(shù)が3分の2に減らされた後、捕鯨を再開(kāi)した。報(bào)道によると、今月の早い時(shí)期に、日本の船舶が南極海域に行き、「科學(xué)研究のため」として、300頭以上のクジラを慘殺したという。(編集KS)

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2017年11月29日

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