中國(guó)ではまもなく1年の中で誰もが待ち望む春節(jié)（舊正月、今年は2月16日）を迎える。これに先立ち、今年は2月1日から3月12日まで40日間にわたり、春節(jié)期間の帰省?Uターンラッシュに伴う特別輸送體制である「春運(yùn)」がスタートした。今年はこの春節(jié)前後の交通ラッシュ期間中、約29億8千萬人が大移動(dòng)すると見られている。

こうした狀況に対応するため、中國(guó)鉄路総公司を始めとする交通関連當(dāng)局は勤務(wù)時(shí)間を延長(zhǎng)し、春運(yùn)期間中の安全運(yùn)行に取り組んでいる。

春運(yùn)期間中に鉄道を利用する人は8.8％増の延べ3億9千人になると見られており、通常であれば1日あたり運(yùn)行する列車本數(shù)は3819本だが、春運(yùn)期間中は春節(jié)前に1152本、春節(jié)明けに1330本を増発する。

乗客たちはふるさとへ帰る旅の途中も、時(shí)速300キロ以上の高速鉄道の快適な車內(nèi)で、トランプなどの様々な娯楽に興じていた。また、乗客はオンラインで食事を注文して、自分の座席まで屆けてもらうこともできる。

乗客である余保平さんは、「列車はとても快適で楽しい。家族と一緒にこの1年の成果や將來への希望を胸に、ふるさとへの旅路についている。列車の中は笑い聲に溢れ、たくさんの同郷の人々に囲まれている。まるでみんな本當(dāng)の家族のように接してくれる。ふるさとに帰ったら両親や古い友人たちに會(huì)って、私は今、充実した暮らしをしていることを報(bào)告したい。それとこの1年でどんなことをしたのか、これからどんなことをしたいのか報(bào)告することも家族に対する一種の愛情表現(xiàn)だと思っている」と語った。（編集TK?TG）

「人民網(wǎng)日本語版」2018年2月12日