香港地區(qū)の大學生の間で、大陸部に來てキャリアアップするチャンスを真剣に考える人がますます増えている。香港青年聯(lián)會が學生400人以上を対象に行った調査では、回答者の8割が「大陸部での就職とキャリアアップ希望」と答え、「中國の未來の経済発展の見通しを楽観している」とし、「大陸部の仕事のチャンスは香港地區(qū)よりも多く、長期にわたり大陸部で働くこともいとわない」という人がほとんどだった。同會は関連機関とともに6月に夏休み実習団ツアーを4回にわたって主催し、香港地區(qū)の青年に北京や上海などで実習する機會を提供するという。中國新聞網(wǎng)が香港紙「大公報」の報道を基に伝えた。
4回のツアーとは、香港青年聯(lián)會學生交流ネットワークが主催する「新天地を共同で創(chuàng)造」、「新未來を共同で創(chuàng)造」、「新しい視野を共同で創(chuàng)造」と銘打った3つのツアーと、同會が主催する「新世界を共同で創(chuàng)造」をテーマとする1つのツアーだ。このほど発足式が行われ、香港地區(qū)の8つの大學の學生250人が夏休みに北京、上海、哈爾濱(ハルビン)、大連の大手企業(yè)や政府機関で6週間の実習を行う。
同會が実施した大學生の就職意識に関するアンケート調査では、回答した465人のうち、9割以上が「中國の未來の経済発展の見通しを楽観している」と答え、8割以上が「大陸部での就職とキャリアアップ希望」と答えるとともに、「大陸部にとどまり仕事とキャリアアップに費やす期間が1年以上になって構わない」とし、約75%が「大陸部の仕事のチャンスは香港地區(qū)よりも多い」との見方を示した。チャンスの多さが香港地區(qū)の學生を大陸部に行ってキャリアアップを図りたいと思わせる一番の理由となっている。
大陸部での実習についてたずねると、8割以上が「大陸部での実習経験を重ねることは自分のスペックを増やし、競爭力を高める上でプラスになる」と答えた。また回答者の多くが「ツアーを通じて、大陸部の職場の文化や労働環(huán)境を理解したい」と述べた。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2018年5月31日
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