日本の四國(guó)?徳島県には人口わずか1600人ほどの上勝町があり、「ゴミゼロの町」として知られ、日本一エコな町とも稱(chēng)されている。この町の奇跡はこれだけにとどまらず、一般家庭ごみの再資源化率が全國(guó)の平均ゴミ回收率の4倍にあたる約8割に達(dá)している。そして、高齢者も山で葉っぱを採(cǎi)取し、料亭で使われる「つまもの」として出荷することで収入を増やすだけでなく、町営の老人ホームが廃止されるほど、健康的な暮らしを送れるようになっている。雑誌「環(huán)球」が伝えた。

ゴミの分類(lèi)はなんと45種類(lèi)

上勝町での一般廃棄物の回収は、町內(nèi)の「日比ヶ谷ごみステーション」1ヶ所のみで行われており、町民はそこにゴミを持參して分別して捨てる仕組み。小學(xué)校の運(yùn)動(dòng)場(chǎng)ほどのゴミステーションには、45種類(lèi)に分別してゴミを捨てるための大きさの異なるゴミ箱が置かれている。全てのゴミは、基準(zhǔn)に基づいてきっちり分別して捨てなければならない。

整然と設(shè)置されているゴミ箱を見(jiàn)て回ると、金屬や古紙類(lèi)、木材といった一般的な種類(lèi)のゴミがさらに細(xì)かく分類(lèi)されている。例えば、古紙類(lèi)は、ダンボール、新聞、雑誌など9種類(lèi)に分けられており、トイレットペーパーの芯は単獨(dú)で回収するだけでなく、さらには食べた後、きれいに洗浄したインスタントラーメンの蓋という種類(lèi)まであり、専用のゴミ箱に捨てなければならない。このように細(xì)かく分別することで、ほぼ全ての古紙を「寶」に変えることができ、高い再資源化率を?qū)g現(xiàn)している。

同町では、ゴミの分別がこれほど細(xì)かく分けられているものの、長(zhǎng)年ここに暮らしている人々はそれを煩わしいこととは考えていない。町民は何を見(jiàn)てもその原材料は何かをすぐに判斷して、種類(lèi)ごとに分けることできるという。この町に3年前に引っ越してきたという山口さんは、「初めは確かにこんなに細(xì)かく分けるのには時(shí)間がかかったけど、何ヶ月かすると慣れた。今は、分別も歯磨きと同じように生活の一部になっている。我が家はまず家でゴミをだいたい5種類(lèi)にわけ、ゴミステーションでゴミを袋から一つずつ出して分別している。そして、ゴミステーションの職員がさらに2回ピッキングして全てのゴミが正しく捨てられているか確認(rèn)する」と話す。

ゴミステーションから約3キロ離れた場(chǎng)所には、廃屋の建材や廃材をリユースして作られたオシャレなクラフトビールの醸造施設(shè)も建てられた。それだけでなく、このような革新的なゴミの回收スタイルが話題となり、毎年、國(guó)內(nèi)外から多くの団體や個(gè)人旅行者がわざわざ視察や見(jiàn)學(xué)のために數(shù)多く上勝町を訪れるようになっており、ゴミステーションは「観光資源」としても活躍している。ゴミステーションの責(zé)任者?藤井園苗さんによると、2年後、村には大型総合施設(shè)が完成し、ゴミステーションがそこに移転するほか、見(jiàn)學(xué)に來(lái)る人々がそこに宿泊できるようにする計(jì)畫(huà)だという。