第1回中國國際輸入博覧會(huì)がまもなく上海市で開幕する。130を超える國?地域から企業(yè)3千社あまりが參加し、それぞれ特色を備えた質(zhì)の高い製品?サービスをひっさげて登場し、中國市場で新たな一歩を踏み出すことになる。

各種の準(zhǔn)備作業(yè)は滯りなくスタートし、國の関係當(dāng)局が出展をめぐる円滑化措置を20件あまり打ち出し、16萬人を超えるバイヤーが「世界を買おう」と開幕を待ちわびる。

保護(hù)貿(mào)易主義が臺(tái)頭し、グローバル化に逆行する流れがみられるなどして、復(fù)興の兆しが見え始めたグローバル貿(mào)易に再び暗い影を落としている。グローバル貿(mào)易の中でますます大きなウェイトを占めるようになった世界2位のエコノミーである中國の政策は、これからどのようなものになるだろうか。

「中國の開放のドアは閉じられることなく、ますます大きく開け放たれていく」。市場參入基準(zhǔn)の大幅な緩和、輸入関稅の引き下げ、特色と優(yōu)位性を備えた製品の輸入拡大、第1回中國國際輸入博覧會(huì)の開催など、一連の効果的措置が、中國の多國間貿(mào)易體制を支持し、自由貿(mào)易を発展させようとする一貫した立場を雄弁に物語り、保護(hù)貿(mào)易主義に反対し、開放型の世界経済を構(gòu)築し、これを守ろうとする積極的シグナルを明確に発し、輸入を主體的に拡大し、開放の歩みを止めないという固い決意を十二分に示している。

中國は長年にわたり輸入拡大の方針を堅(jiān)持してきた。特に中國共産黨第18回全國代表大會(huì)の開催以降、輸入を積極的に主體的に拡大する方針を明確に打ち出し、著しい成果を上げてきた。2017年には中國の貨物輸入額は1兆8410億ドル（1ドルは約113.2円）に達(dá)し、02年の世界貿(mào)易機(jī)関（WTO）への加盟初年度の6.2倍になった。サービス輸入額は4676億ドルで02年の10.1倍になり、輸出から輸入を差し引いた貿(mào)易収支は2395億ドルの赤字で、02年の798.3倍になった。中國は今や世界2位の貨物貿(mào)易輸入國であり、世界2位のサービス貿(mào)易輸入國であり、貨物もサービスも輸入額が世界の約10分の1を占めるようになった。

11月1日、中國は石材、セラミックス、電気機(jī)械製品など1585種類の商品に課していた最恵國稅率をさらに引き下げ、數(shù)回にわたる獨(dú)自調(diào)整も行い、中國全體としての関稅の水準(zhǔn)が昨年の9.8％から7.5％に低下し、平均引き下げ幅は23％に達(dá)した。

通関地のビジネス環(huán)境の最適化、國境を越えた貿(mào)易円滑化の取り組み促進(jìn)にともない、中國の輸入通関にかかる時(shí)間が年內(nèi)に17年の3分の2に短縮され、97.39時(shí)間から65時(shí)間になる見込みだ。21年末には、さらに17年の半分の48時(shí)間に短縮される見込みだ。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2018年11月3日