2018年には、國(guó)際的に重大な出來(lái)事の數(shù)々が世界の歴史プロセスに深い影響を及ぼした。人民日?qǐng)?bào)海外版が伝えた。

「歴史プロセス全體から見(jiàn)ると、2018年は全世界の國(guó)際関係と國(guó)際情勢(shì)の重要な転換點(diǎn)だった」。北京大學(xué)國(guó)際政治経済研究センター長(zhǎng)の王勇教授は「國(guó)際パワーバランスに深い変化が生じている。歴史の潮流に背く孤立主義と保護(hù)貿(mào)易主義が衝突の激化を招いている」と指摘する。

2018年の世界情勢(shì)は複雑に入り組んでいたが、積極的要素も多く含んでいた。

「朝鮮半島の和解、中日関係の改善、中國(guó)ASEAN関係の発展継続、南中國(guó)海情勢(shì)の緊張緩和など、東アジアの積極的変化が世界にプラスのエネルギーを與えている」。王氏は「これらはいずれも、將來(lái)の國(guó)際情勢(shì)において東アジア地域がさらに大きな役割を演じ、世界情勢(shì)を安定させる役割を果し、將來(lái)の世界に平和的発展の良い模範(fàn)ケースになることを示している」と考える。

2019年に世界が直面する大きな試練にはどのようなものがあるか。

王氏は（１）中米関係発展の行方が大いに注目される。現(xiàn)在の國(guó)際情勢(shì)の下、中米は合意に達(dá)する可能性が合意に達(dá)しない可能性を上回るが、依然懸案のままだ（２）東アジア地域の平和的発展の情勢(shì)は世界の安定に積極的な影響を生じ続けるだろう（３）中東は重大な調(diào)整と変化が生じ、地政學(xué)的狀況が一層複雑化する恐れがある。米國(guó)は中東からの撤退をさらに進(jìn)める可能性があり、地域の大國(guó)間の摩擦はエスカレートするだろう（４）歐州の変化が憂慮される。債務(wù)問(wèn)題が新たな債務(wù)危機(jī)を引き起こし、ポピュリズムと民族主義勢(shì)力が蔓延しかねない（５）人類への試練としての気候変動(dòng)が一層激化し、一國(guó)主義が橫行すると、世界の主要國(guó)が連攜して気候変動(dòng)に対処するプロセスが大きく挫折する――を挙げた。

だが國(guó)際社會(huì)は、2019年は試練と希望が併存するとの考えで一致している?！附衲辘稀盒疫\(yùn)な1年』となることを望む。もし貿(mào)易戦爭(zhēng)が沈靜化し、英國(guó)のEU離脫が軟著陸し、景気が回復(fù)し、中東などの地域が和平へと向かえば、最も良い將來(lái)となる」との期待を、あるドイツ誌は示した。

では、世界が危機(jī)の中で変化を求め、苦境を脫するにはどうすればいいのか。

王氏は「まず、経済グローバル化の進(jìn)行によって、すでに世界は1つの利益共同體、運(yùn)命共同體となっている。各國(guó)は國(guó)內(nèi)の矛盾を適切に処理し、経済グローバル化の進(jìn)行に順応するよう國(guó)內(nèi)政策を速やかに調(diào)整し、ポピュリズムと保護(hù)貿(mào)易主義の蔓延を抑制する必要がある。次に、第1次世界大戦と第2次世界大戦の教訓(xùn)を汲み取り、平和を大切にする必要がある。最後に、現(xiàn)有の國(guó)際體制の下で國(guó)際協(xié)力?団結(jié)を強(qiáng)化し、危機(jī)に対処する必要がある。例えば、國(guó)連やG20など國(guó)際組織や地域調(diào)整制度の役割を強(qiáng)化するなどだ。特に世界と地域の大國(guó)は対外政策の策定にあたり、自國(guó)の利益ばかり優(yōu)先するのではなく、平和協(xié)力の精神をもっと示す必要がある」と分析する。

中國(guó)社會(huì)科學(xué)院アジア太平洋?世界戦略研究院の李向陽(yáng)院長(zhǎng)は「まず、経済グローバル化にいくつかの弊害があるため、現(xiàn)有のグローバル?ガバナンス體制の改革を行わなければならないことを認(rèn)める必要がある。この前提に基づき、協(xié)議を通じて最大公約數(shù)を探り、西側(cè)先進(jìn)國(guó)、新興國(guó)、途上國(guó)の間で均衡を図り、共通認(rèn)識(shí)を形成する」と指摘する。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2019年1月7日