ネットショッピングが日に日に便利になり、食品加工技術(shù)も向上するにつれ、ネットショッピングで、年夜飯(大晦日の夜に家族で食べるご馳走)を「お取り寄せ」することが新たなトレンドとなっている。そして、多くの食品業(yè)者がそれに狙いを定めて、各種年夜飯セットのオンライン販売を打ち出している。北京晩報(bào)が報(bào)じた。
「お取り寄せ」の年夜飯というと、切ったり、加熱したり、蒸したり、炒めたり、揚(yáng)げたりと簡(jiǎn)単に手を加えるだけで食べることができる半加工済のセット商品がほとんどだ。最近、年夜飯の半加工済みセットを販売している企業(yè)には、松鶴樓、広州酒家、知味観などの伝統(tǒng)の食品ブランドのほか、好得■(■は目へんに來(lái))、農(nóng)夫園味などの新ブランドもあり、価格は約300元(1元は約16.28円)から700元。アワビなどが入った1000元以上の高級(jí)年夜飯もある。1ヶ月の販売量が5000個(gè)を超えているある年夜飯セットを見ると、清遠(yuǎn)鶏湯、醤香蹄膀、紅焼獅子頭、清蒸海鱸魚などの肉?魚系料理のほか、八寶飯や鮮蝦焼麥などの軽食、さらに、清炒河蝦仁、椰柳鶏絲、醤爆鶏丁、美式牛肉粒などの一品料理、合わせて料理16品のセットとなっている。醤爆鶏丁を例にすると、消費(fèi)者は解凍して、フライパンで2‐3分加熱するだけで食べることができる。
そのような年夜飯のセットは、「洗ったり、切ったり、味付けしたりしなくてよく、箱から出してちょっと加工するだけで食べられる」と、若者の間で好評(píng)となっており、「春節(jié)前に、出かけてたくさんの食材を買ったりせずに済む。人數(shù)と料理の量を計(jì)算して、他の物をちょっと買い足せば、ちょうど良い量の年夜飯を準(zhǔn)備できる」としている。 あるネットユーザーは、「松鼠▲魚(▲は魚へんに厥)、鮑汁◆烏參(◆はてへんに八)、北美メイン州のロブスターなどの料理は、若者が作るのはちょっと難しい。年を取った親に手をかけて作ってもらうのも忍びない。老舗ブランドの年夜飯なら、味付けも、品質(zhì)も間違いない。ちょっと味見したけど、少なくとも自分で作るより大分おいしい」との聲を寄せる。しかし、「半成品的半加工済の年夜飯セットは、自分で作るほどのボリュームはなく、お得感はない」と現(xiàn)実的な見方をする聲もある。
中國(guó)品牌研究院の食品飲料業(yè)界研究員?朱丹蓬氏は、「このような商品が、市場(chǎng)で大人気になっているのは、85後(1985-89年生まれ)や90後(90年代生まれ)は、料理が苦手であるものの、おいしいものを食べたり、家族と一緒に食事をしたりするのは好きだから。今少しずつ形成されている消費(fèi)市場(chǎng)は、中國(guó)の消費(fèi)年齢構(gòu)造が産業(yè)構(gòu)造に変化をもたらした結(jié)果だ」と分析する。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2019年1月31日
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