また、マラソンに參加する人は増加の一途をたどっているものの、マラソン大會の主催者がその収支バランスを取るのは難しく、黒字となっている大會はさらに少ない。

その他、各方面が利益を得るため、中國では積極的にマラソン大會が開催されるようになっている一方で、ドーピングや替え玉、近道などの不正行為も続出しているほか、トップ爭いをしていた中國人女性ランナーに、観戦者が中國國旗を無理やり手渡すという迷惑行為が生じるなど、ルールを守るという意識に欠けたランナーや主催者がマラソンというスポーツやその文化に泥を塗るような行為も見られる。

中國陸上協(xié)會「2018中國マラソン年度主報告」は、マラソンの発展を強調(diào)すると同時に、直面している問題や課題にも目を向けている。同協(xié)會は今年、大會管理、風(fēng)紀(jì)、國際イベント、運営會社管理、倶楽部管理など6種類の管理文書をまとめるほか、マラソン大會運営ガイド、大會參加ガイドなどを発表する計畫だ。同業(yè)界では、マラソン大會開催が規(guī)範(fàn)化され、健全に発展することを望む聲が高まっている。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2019年3月28日