5日に開(kāi)催された青島市城陽(yáng)區(qū)アルカリ性土壌稲作改良1萬(wàn)ムー(1ムーは約6.67アール)モデル拠點(diǎn)の著工式において、「ハイブリッド稲の父」と呼ばれる袁隆平氏の海水稲研究開(kāi)発チームは、中國(guó)で今年モデル栽培を行う耐アルカリ稲の面積が100萬(wàn)ムー(約6.7萬(wàn)ヘクタール)にのぼる見(jiàn)通しと明らかにした。中國(guó)新聞網(wǎng)が伝えた。
中國(guó)工程院院士の袁隆平氏は中國(guó)で海水稲1萬(wàn)ムー実証モデル事業(yè)を行う予定だ。山東省で耐アルカリ稲を1萬(wàn)ムー以上栽培し、內(nèi)蒙古(內(nèi)モンゴル)自治區(qū)や新疆維吾爾(ウイグル)自治區(qū)で5000ムー以上栽培する。海水稲研究チームの今年の中國(guó)におけるモデル事業(yè)栽培面積は100萬(wàn)ムーにのぼる見(jiàn)通し。
青島海水稲研究発展センターの張國(guó)棟常務(wù)副センター長(zhǎng)は、「海水稲1萬(wàn)ムー実証モデル事業(yè)は『超優(yōu)千號(hào)』などの耐アルカリ稲を栽培する。1萬(wàn)ムー実証モデル事業(yè)1期は青島市城陽(yáng)區(qū)で実施する」と述べた。
張氏によると、チームは5?8年をかけ中國(guó)1億ムーのアルカリ性土壌を優(yōu)良な田畑に改良し、世界5億人分の食糧を賄うようにする。チームの土地改良事業(yè)は現(xiàn)在、國(guó)內(nèi)外で良好な成果を上げている。中國(guó)の山東省青島市、陝西省延安市、新疆カシュガル市、浙江省溫州市、黒竜江省大慶市、アラブ首長(zhǎng)國(guó)連邦ドバイなど7の特徴的な地域で産業(yè)化普及拡大?応用を行っている。またアルカリ性土壌稲作改良モデルプラットフォームを構(gòu)築している。モデル事業(yè)の総面積は計(jì)2萬(wàn)ムー、契約額は1億5000萬(wàn)元(1元は約15.2円)、土地改良予定面積は50萬(wàn)ムー以上。
袁氏は著工式に寄せた書(shū)簡(jiǎn)の中で、「山東省東営市で昨年、500ムーのアルカリ性土壌における「超優(yōu)千號(hào)」の試験栽培に比較的大きな効果があった。1ムーあたり平均生産量は600キロで、最大800キロにのぼった。食糧の増産をさらに促進(jìn)した?!赋瑑?yōu)千號(hào)」の2020年の栽培面積は1萬(wàn)ムー以上に拡大する予定だ」と述べた。
中國(guó)のアルカリ性土壌は15億ムーで、うち農(nóng)地に改良するポテンシャルを持つのは約3億ムー。海水稲の栽培を広めることで、荒れ果てた土地が食料庫(kù)になる。袁氏によると、中國(guó)が1億ムーのアルカリ性土壌で稲を栽培し、1ムーあたり生産量が300キロにのぼれば、生産量が計(jì)300億キロ増加する。これは食糧安全保障に有利である上、アルカリ性土壌の多くが貧困地域に分布しているため、建設(shè)資金の投入により正確な貧困者支援をけん引できるという。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2020年3月6日