中國科學(xué)技術(shù)部と広西壯（チワン）族自治區(qū)政府主催の第3回アジア「10+3」青年科學(xué)者フォーラムが9月9日午後、広西チワン族自治區(qū)南寧市で開催された。「若い研究者の力で、地域の持続可能な開発を促進(jìn)」をテーマとした同フォーラムは、今回初めて日本と韓國、タイにサブ會場を設(shè)置し、日中韓とアセアン10ヶ國の青年科學(xué)者によるオンライン?オフラインスタイルを採用した。

広西チワン族自治區(qū)南寧市のメイン會場の様子

日本サブ會場の様子

中國科學(xué)技術(shù)部及び広西チワン族自治區(qū)政府の主催代表者による開會挨拶の後、中國やインドネシア、韓國、ラオス、ミャンマー、フィリピン、日本など各國の若手研究者が、ライフサイエンスや材料、環(huán)境、機(jī)械工學(xué)などの分野に関する研究講演を行った。日本からはEuropean Molecular Biology Laboratory Barcelonaのグループリーダーである戎家美紀(jì)博士と橫浜國立大學(xué)の比嘉紘士博士が日本代表としてオンライン會議形式で參加した。戎家美紀(jì)博士は、iPS細(xì)胞を用いてヒト分節(jié)時計のメカニズムを再現(xiàn)する研究について、基調(diào)講演を行い、比嘉紘士博士は、水処理及び海洋環(huán)境研究に関する中日研究協(xié)力の実例を紹介した。

戎家美紀(jì)博士 比嘉紘士博士

同フォーラムは、中國政府が今後さらに多くの國際人材交流プロジェクト推進(jìn)を通じて、各國の若手研究者の相互理解と共同研究の促進(jìn)をサポートする積極的な姿勢を明らかにした。各國の若手研究者は、研究レベルにおける科學(xué)技術(shù)交流と國際協(xié)力の重要性について語った。同フォーラムの開催を通じて、今後、アジアの大學(xué)や研究機(jī)関、研究者のさらなる交流と協(xié)力が促進(jìn)され、アジア地域の科學(xué)技術(shù)発展と各國の研究水準(zhǔn)が向上することが期待されている。

「人民網(wǎng)日本語版」2021年9月15日