海南省三亜市の関係當(dāng)局によると、同市は現(xiàn)在、世界野生稲遺伝資源バンクの設(shè)立を計畫しており、來年バンクで1萬點の野生稲遺伝資源を保存する目標(biāo)の実現(xiàn)を目指す。遺伝資源の保護?開発?利用により良く取り組み、種子産業(yè)の振興と農(nóng)業(yè)テクノロジーのオリジナルのイノベーションを推進する。中央テレビニュースが伝えた。

野生稲とは栽培稲とアフリカイネを除く野生品種の総稱だ。海南省農(nóng)業(yè)科學(xué)研究院と中國農(nóng)業(yè)科學(xué)院による海南省の野生稲の調(diào)査結(jié)果によると、海南省には154の野生稲自然個體群がある。しかしさまざまな理由により、中國の野生稲の野外生息地及び生息面積が現(xiàn)在急減している。野生稲と薬用稲がいずれも「國家重點保護野生植物リスト（第1次）」に入っている。

作物遺伝資源は重要な生物資源であり、農(nóng)業(yè)テクノロジーのオリジナルのイノベーション、種子産業(yè)の振興、バイオ技術(shù)及び産業(yè)発展の源流と源泉でもあるうえ、農(nóng)業(yè)の持続可能な開発、國の食糧安全保障、生態(tài)安全、エネルギー安全の戦略的資源だ。野生稲という重要植物資源を効果的に保護するため、中國は國家遺伝資源広州野生稲バンク、國家遺伝資源広西野生稲資源バンク、海南熱帯野生稲遺伝資源バンク、雲(yún)南國家高原野生稲資源バンクなどの拠點を相次いで設(shè)立し、國による重要野生植物資源の保護に安全保障を提供している。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2021年10月22日