世界銀行とコンテナ水上輸送市場(chǎng)の研究機(jī)関であるIHSマークイットはこのほど世界のコンテナ港灣の取扱量ランキングである「コンテナポートパフォーマンスインデックス（CPPI）」を発表した。貨物積み卸しのスピードなど各種のデータを分析?評(píng)定して、世界で最も効率の高いコンテナ港灣10ヶ所を選出した。

ランキングによると、トップは橫浜港で、以下、キングアブドラ港、深セン赤灣港、広州港、高雄港、サラーラ港、香港港、青島港、深セン蛇口港、アルヘシラス港が並んだ。

トップ10のうち6つを中國(guó)の港が占めた。うち粵港澳大灣區(qū)（広州、仏山、肇慶、深セン、東莞、恵州、珠海、中山、江門(mén)の9市と香港、澳門(mén)＜マカオ＞両特別行政區(qū)によって構(gòu)成される都市圏）にあるものが4つで、それぞれ深セン赤灣港、広州港、香港港、深セン蛇口港となっている。ここから、世界の4大ベイエリア（米サンフランシスコ?ベイエリア、米ニューヨーク?ベイエリア、日本?東京灣、粵港澳大灣區(qū)）のうち、大灣區(qū)が規(guī)模でもサービス能力でもトップクラスにあることがわかる。

分析によると、新型コロナウイルス感染癥が引き起こしたサプライチェーン危機(jī)の中、アジアの港灣は効率で歐米の港灣を明らかに上回り、世界ランキング50位以?xún)?nèi)の港灣のほとんどをアジアと北アフリカが占めた。

データによれば、中國(guó)の港灣の規(guī)模は世界一だ。

2020年の中國(guó)全土港灣の貨物処理能力は145億5千萬(wàn)トン、コンテナ処理能力は2億6千萬(wàn)TEU（20フィート標(biāo)準(zhǔn)コンテナ換算）に達(dá)し、いずれも世界１位だった。

世界の港灣貨物処理能力上位10ヶ所のうち8つは中國(guó)の港だ。コンテナ処理能力上位10ヶ所でも中國(guó)の港が7つを占めた。

ここからわかるのは、中國(guó)の港灣は処理能力が高いだけでなく、コンテナ回転効率も非常に高く、特に深センの港灣、広州港、香港港、青島港、高雄港などの港灣だ。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2021年11月23日