試運(yùn)転列車(chē)で業(yè)務(wù)する新疆初の高速鉄道女性乗務(wù)員

3日、蘭新線第二複線新疆區(qū)間の試運(yùn)転が全面スタートした。これにより、新疆ウイグル自治區(qū)にとって初となる、全長(zhǎng)1776キロの高速鉄道の正式開(kāi)通が、いよいよカウントダウン段階に入った。新疆初の高速鉄道が開(kāi)通すると、烏魯木斉（ウルムチ）から蘭州までの所要時(shí)間は、現(xiàn)在の16時(shí)間から約9時(shí)間に短縮され、ウルムチー北京間も従來(lái)の約半分の時(shí)間で結(jié)ばれ、新疆も高速鉄道時(shí)代の到來(lái)を迎える。人民日?qǐng)?bào)海外版が伝えた。

新疆に達(dá)する高速鉄道の正式開(kāi)通までには、まだ半年の期間があり、北京と新疆が高速鉄道で結(jié)ばれるまでには、2017年を待たなければならないが、高速鉄道に対する人々の期待は極めて高い。高速鉄道の開(kāi)通によって、地方と地方の距離がぐんと縮まるだけではなく、人々の生活が変わり、都市が変わり、新疆そのものが大きく変わる。

○巨大なビジネスチャンスを迎える観光業(yè)

「朝、ウルムチでナンとチャイ（ミルク入りお茶）の朝食を摂り、お晝には蘭州でラーメンを食べ、晝食後は兵馬俑を観光し、夕食は北京の二環(huán)路內(nèi)で北京ダックを堪能する」―――某ネットユーザーは、早くも高速鉄道開(kāi)通後に経験できる「幸せな一日」をこのように空想している。

鉄道部門(mén)によると、高速鉄道列車(chē)でウルムチを出発すると、8時(shí)間後に蘭州、11時(shí)間後に西安、14時(shí)間後に成都、16時(shí)間後に北京、20時(shí)間後に広州、22時(shí)間後に上海にそれぞれ到著する。よって、新疆に住む人々にとって、これらの內(nèi)陸部都市は「一日生活圏」の圏內(nèi)に入ることになる。新疆の住民が內(nèi)陸部で買(mǎi)い物や観光をする、あるいは內(nèi)陸部の観光客が新疆に旅行する場(chǎng)合、高速鉄道の登場(chǎng)により格段に便利になる。

○高速鉄道が一手に擔(dān)う「都市化」と「産業(yè)化」

新疆では、蘭新線第二複線の開(kāi)業(yè)後、高速鉄道でウルムチを出発し、30分余りで吐魯番（トルファン）に、2時(shí)間あまりで哈密（ハミ）に到著する。これは、トルファンとハミがウルムチからの「2時(shí)間生活圏」內(nèi)に入り、両市の投資や観光業(yè)のさらなる発展をけん引し、経済、社會(huì)、文化など各分野における3都市の協(xié)力交流が展開(kāi)され、これらすべてが極めて巨大なビジネスチャンスをもたらすことを意味している。今後、高速鉄道が北疆や南疆に延伸すれば、利益を享受する新疆の都市はさらに増えることになる。

このほか、ウルムチの高速鉄道沿線地域は、潛在力を持ったエリアとして、早くから不動(dòng)産業(yè)者が目をつけている。昨年11月の時(shí)點(diǎn)で、高速鉄道沿線地域では、31項(xiàng)目の企業(yè)誘致プロジェクトが確定しており、投資総額は約336億7千萬(wàn)元(約5510億3100萬(wàn)円)に上る。これらのプロジェクトは、住宅や生活利便施設(shè)、企業(yè)本社の建設(shè)が中心となっている。(編集KM)

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2014年6月6日