中國南方航空は6月30日、7月上旬に北京―広州の一部便で機內(nèi)Wi-Fiサービスを提供すると発表した。同社が商用便でインターネットサービスを提供するのはこれが初めてだ。中國経済網(wǎng)が伝えた。
中國工業(yè)?情報化部(省)から許可を受け、中國民用航空局はこのほど第736號文書を配布し、中國南方航空に対して、Kuバンド通信衛(wèi)星を利用した高速Wi-Fiサービスの提供、北京―広州での技術(shù)検証飛行の実施を許可した。同技術(shù)により機內(nèi)の通信速度が50 Mbpsに達し、光ファイバーに相當する速度になる。同技術(shù)の使用開始は、中國航空會社の機內(nèi)ネット接続技術(shù)が、地上基地局に依存し通信速度が遅いというボトルネックを解消したことを意味する。同技術(shù)は高い安定性、地域や航路の制限を受けないといった特長があり、世界の大洋を跨ぐ便のネット接続を?qū)g現(xiàn)した。高速衛(wèi)星通信システムが中國で使用されるのはこれが初めてで、大洋を跨ぐワイドボディ機でインターネットサービスが提供されるのも初めてだ。
中國南方航空は、高速衛(wèi)星通信システムの搭載を中國民用航空局に初めて申請した航空會社だ。中國南方航空は許可に基づき、エアバスのA330-300機を使い、技術(shù)検証を?qū)g施する。乗客は飛行中、手元のノートPCやタブレットPCを使い、気軽にネットサーフィンを楽しむことができる(攜帯電話は飛行中、電源をオフにする必要がある)。同システム搭載後の旅客機は、最も厳しい電磁波干渉(EMI)測定システムの測定に合格しており、ネット接続端末がエアナビゲーターに影響を及ぼし、航行の安全を損ねることはない。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2014年7月1日
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