乗客?乗員298人を乗せたマレーシア航空のMH17便が17日、ロシア國境付近のウクライナ東部ドネツク州で墜落した。同事件を受け、新華社はドネツク市に駐在する同社のアレクサンダー?リポーターを墜落現(xiàn)場に派遣した。新華網(wǎng)が伝えた。

アレクサンダー?リポーターは「墜落現(xiàn)場は悲痛な光景が広がっている。いたるところで焼け焦げた機(jī)體の破片とばらばらになった遺體、搭乗者の身分証明書や荷物、物品が散亂している。救助隊は現(xiàn)在急ピッチで作業(yè)を行っており、民間武裝集団が現(xiàn)場の秩序を維持している。機(jī)體の殘骸は1カ所ではなく、広範(fàn)囲にわたって散亂している」と伝えた。

マレーシア機(jī)が墜落したのはドネツク市から東へ80キロほど離れた地點(diǎn)で、ウクライナの民間武裝集団の管理區(qū)域に當(dāng)たる。ウクライナ政府軍が民間武裝集団と東部で交戦中であることから、墜落現(xiàn)場への到達(dá)は困難を極めている。

アレクサンダー?リポーターは「墜落地點(diǎn)から數(shù)キロ離れた民間武裝集団の検問所では、自分を含む多くの記者が足止めされた。民間武裝集団の警備擔(dān)當(dāng)者によると、『ドネツク人民共和國』の指導(dǎo)者の命令により、いかなる人間も事件現(xiàn)場に立ち入ることを禁じられているという。しばらく待機(jī)させられた後、記者が現(xiàn)場に立ち入ることが許可された」としている。（編集SN）

「人民網(wǎng)日本語版」2014年7月18日