中國銀行のフランクフルト支店が8月26日、人民元決済業(yè)務を開始し、人民元國際化に向けた重要な一歩を踏み出した。同行は、その他の銀行?企業(yè)に向けて人民元口座を開設するほか、その他のユーロ?人民元業(yè)務を取り扱う。ドイツ各界からの支持を得た同業(yè)務の開始は、中小企業(yè)に便宜をもたらすことが期待されている。人民日報が伝えた。
中國銀行の陳四清頭取は同日の式典で、「同行の人民元決済業(yè)務の開始は人民元國際化の重要なシンボルとなる。中國経済の発展と國際化に伴い、人民元は國際的な金融の安定に対して積極的な役割を果たすようになり、國際通貨としての基本條件を備えるようになった」と指摘した。
フランクフルトは歐州における金融の中心で、歐州中央銀行(ECB)やドイツ連邦銀行なども同地に位置する。2012年以降、ドイツ?ヘッセン州はフランクフルトに人民元オフショアセンターを建設するため努力してきた。この取り組みはドイツ連邦財務省からの支持も得た。
中國銀行フランクフルト支店の副頭取は取材に答え、「フランクフルトに人民元決済銀行を設立することは、ドイツの政治?経済?金融界の共通の望みだった。このため、人民元業(yè)務の開始は各方面からの支持を得た。実體経済の面から見ると、人民元業(yè)務と決済銀行は人々に目に見える実質的な利益をもたらすだろう。金融業(yè)の面から見ると、人民元オフショアセンターはフランクフルトの歐州金融センターとしての地位に関わる。このため、ドイツ連邦銀行やドイツの商業(yè)銀行はいずれも、人民元業(yè)務の開始を力強く支援してきた」と語った。(編集SN)
「人民網日本語版」2014年8月27日
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