アップルがこのほど発表した、今月26日の「6」の第二期販売地區(qū)には臺(tái)灣地區(qū)が入ったが、大陸部の名はまだなく、このことが香港の投機(jī)ブームをさらに長(zhǎng)引かせることになった。旺角?先達(dá)広場(chǎng)の攜帯電話販売店の責(zé)任者の楊さんによると、これまでに受け付けた注文は200件を超え、予約狀況は「すごい」の一言だ。「6」の供給不足が続けば、投機(jī)の動(dòng)きは3カ月ほど続くことになるという。また別の攜帯電話販売店の社長(zhǎng)によると、予約狀況は猛烈で、大部分が大陸部からの注文だ。大陸部が第二期販売都市から漏れたことで、「6」の買い取り価格はさらなる値上りが確実だという。

▽南下するダフ屋 転売で8千元

今年8月末、香港の攜帯電話投機(jī)行為の聖地と呼ばれる先達(dá)広場(chǎng)には、大陸部のダフ屋が群をなして南下し、旺角に居座って、「6」や「6プラス」の発売を待ち受け、端末の買い取り価格は定価の倍近くになるといううわさがあった。さらに面白いことは、珠江デルタ地域の周辺から集まるバイヤーはもちろんのこと、上海市など遠(yuǎn)い場(chǎng)所にも「iPhone6買付団」があり、チームを組んで香港に「買付」に來(lái)るという情報(bào)が流れたことだ。

12日以降、「6」や「6プラス」を買うことができたネットユーザーはすぐさま掲示板に「売ります」とアップ。サイズ、カラー、容量、購(gòu)入日などの情報(bào)や、ネットでの購(gòu)入に際して利用したメールアドレスを証拠として提示はするものの、肝心の価格は「メールで個(gè)別に連絡(luò)」となっている。

先達(dá)広場(chǎng)の多くの店舗が「6」を高額で買い取るとの広告を出している。16Gの「6」の場(chǎng)合、定価は5588香港ドル（1香港ドルは約14円）だが、買い取り価格は1萬(wàn)香港ドルから1萬(wàn)2千香港ドルに跳ね上がる。同じく16Gの「6プラス」は定価6388香港ドルが、1萬(wàn)2千～1萬(wàn)5千香港ドルになる。128G、ゴールドの「6プラス」の場(chǎng)合、定価は8088香港ドルだが、買い取り価格は1萬(wàn)7千香港ドルから1萬(wàn)9千香港ドルにもなり、転売すれば8千香港ドル以上のもうけが出ることになる。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2014年9月16日