1992年、大きな瞳が印象的な少女が寫った希望プロジェクトのポスターが、國內(nèi)外の新聞や定期刊行物に掲載された。この瞳の持ち主、蘇明娟さんはこのポスターで一躍有名になった。蘇さんは希望プロジェクトの資金援助を受けて小學(xué)校、中學(xué)校、高校を無事卒業(yè)し、2002年には安徽大學(xué)金融管理學(xué)部に入學(xué)、卒業(yè)後は工商銀行安徽省支店の職員として働いている。

周りからの支援を受けた蘇さんは、自分も多くの人を助けたいと思うようになった。蘇さんは大學(xué)時(shí)代、中國青少年発展基金會(huì)に手紙を出し、同基金からの資金援助を辭退することを伝え、自分の代わりに他の人を援助してもらえるよう願(yuàn)い出た。

蘇さんは今、自発的に他人への援助を行っている。「希望プロジェクトは経済的な支援をくれただけでなく、助け合いの心、自彊不息という精神的な力を與えてくれた」。

蘇さんの運(yùn)命は大きく変わった。蘇さんの故郷である安徽省金寨県の子供達(dá)の境遇も変わりつつあるが、蘇さんはまだ現(xiàn)狀に満足していない?！腹枢_の経済條件は大きく改善し、子供達(dá)も皆學(xué)校に通っている。しかし多くの親は他の地方に出稼ぎに出ているため、留守児童の教育問題が軽視できない問題となっている。また、子供の高校?大學(xué)の學(xué)費(fèi)をまかなえない家庭も存在する」。

蘇さんは「將來、私は自分の子供と一緒に寄付活動(dòng)をしていくつもりだ」とし、愛のバトンを次の世代につなげていく考えを示した。（編集SN）

「人民網(wǎng)日本語版」2014年10月30日