中國科學(xué)院古脊椎動(dòng)物?古人類研究所と大連自然博物館の専門家はこのほど、大連市瓦房店復(fù)州灣鎮(zhèn)から南東方向に3キロ離れた場所にある駱駝山で、重要な古人類活動(dòng)遺跡を発見した。専門家の説によると、この遺跡の時(shí)代は北京原人の時(shí)代に近く、中國東北地區(qū)で古人類が活動(dòng)を開始した時(shí)期を30?50萬年前まで繰り上げることになりそうだ。同研究所の周忠和所長は、「大連市駱駝山の古人類活動(dòng)遺跡は、周口店の北京原人遺跡の時(shí)代に相當(dāng)し、動(dòng)物群の性質(zhì)が一致する東北地區(qū)初の遺跡であり、東北地區(qū)で最古の文化遺跡の一つである可能性も高い」と語った。光明日?qǐng)?bào)が伝えた。

同博物館と同研究所の駱駝山小動(dòng)物化石調(diào)査?整理チームは、同遺跡にメンバーを派遣し、集中的な緊急調(diào)査を行ってきた。同遺跡の発掘面積はわずか100平方メートル余りだが、すでに30種以上の化石が発見されており、1萬點(diǎn)以上の動(dòng)物の化石の標(biāo)本が見つかっている。そのうち頭蓋骨、関節(jié)、歯など、研究と展示の価値ある化石の標(biāo)本は2000點(diǎn)以上に達(dá)し、石器も多い。

殘念ながら、駱駝山からは人類の骨や歯がまだ発見されていない。研究者によると、駱駝山の発掘調(diào)査はまだ初期段階にあり、発掘と研究活動(dòng)の深化に伴い古人類の化石の発見が期待できる。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2014年11月14日