メノウ製の玉

黒竜江省文物考古研究所と大興安嶺地區(qū)黨委員會宣伝部によって構(gòu)成された考古調(diào)査隊は、大興安嶺地區(qū)の原生林で巖絵を調(diào)査中に、天然の洞窟內(nèi)に殘された人類文化遺跡を偶然発見した。1カ月に渡る調(diào)査作業(yè)により、すでに新石器時代の數(shù)十點の重要な文化財が発見されている。これらの文化財は、重要な學術(shù)的?文化的価値を持つと判斷された。光明日報が伝えた。

考古調(diào)査隊の責任者、黒竜江省文物考古研究所研究員の趙評春氏によると、地質(zhì)構(gòu)造の原因により、大興安嶺地區(qū)で洞窟が発見されるのは非常に稀だという。新たに発見されたこの天然の洞窟は入口が狹く、その手前には黒竜江の重要な支流である呼瑪河と河谷が広がっている。洞窟內(nèi)には人類の活動の痕跡があり、黃土が分厚く敷かれている。肉眼で観察できる空間の幅は約6メートル、奧行きは約16メートル。洞窟內(nèi)の黃土は、洞窟の周辺環(huán)境には存在しない。洞窟の実際の広さを確定するには、さらなる発掘作業(yè)が必要だという。

すでに出土している數(shù)十點の貴重な文化財には、新石器時代の土器の欠片、人の手によって作られた石器、メノウ製の鏃、玉製の石核、白の玉石で作られた管狀の飾り、磨かれた玉製品の破片などが含まれる。そのうち直徑わずか3ミリの小さな玉には、小さな穴が開けられていた。趙氏は、「この美しい玉は非常に貴重で珍しい。どのような身分の人が身につけていたかは、現(xiàn)時點では明らかになっておらず、中國のものか海外のものかも分からない」と述べた。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2014年9月23日