北京市交通管理局事故処は18日、技術(shù)システムとデータベースを立ち上げ、保険に加入している車両保有者に攜帯アプリを提供する計(jì)畫であることを明らかにした。同アプリを使って事故現(xiàn)場を撮影すると、その情報(bào)が事故処のデータベースに自動的に送信され、事故処理のスピード化につながると期待されている。北京青年報(bào)が報(bào)じた。

北京の乗用車登録臺數(shù)は561萬3千臺に達(dá)し、中國の都市では最多となっている。そして、事故が起きると、警察や保険會社が判斷を誤ることを恐れて、車両を移動させず、大渋滯を招くというケースが頻発している。しかし、同アプリが完成するとその問題も解決される見通しだ。同処の梅氷松?処長は、「交通管理部門は保険會社と密接に協(xié)力し、科學(xué)技術(shù)システムを立ち上げる計(jì)畫。同システムには大きなデータベースがある。そして、各車両所有者に攜帯アプリを提供するほか、各區(qū)、県にも、交通警察が事故の責(zé)任を迅速に判斷するシステムを立ち上げ、各保険會社も損害の程度を定めるシステムを立ち上げる」と説明している。

また、梅処長によると、各車両保有者に提供される攜帯アプリで事故現(xiàn)場を撮影すると、その情報(bào)が事故処のデータベースに自動的に送信され、事故処理のスピード化につながる。そして、警察が來るまで車両を移動させないことで起こる渋滯を減少させることができるほか、保険會社の処理の効率化にも一役買う。

北京保険業(yè)界協(xié)會の陳志強(qiáng)?常務(wù)副會長兼秘書長は、「交通管理局が提供する監(jiān)視カメラの映像と攜帯アプリ、交通事故専用の通報(bào)電話『122』などを通して、責(zé)任の所在が爭いの焦點(diǎn)となっている案件の処理が、オンラインですぐにできるようになる。今後、攜帯アプリを通して、責(zé)任の所在を定めるだけでなく、損失の判斷や車両の修理、賠償金の支払い、処理後の顧客との連絡(luò)など、全ての過程も迅速に処理できるようになる」と強(qiáng)調(diào)している。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2014年11月19日