北京地下鉄で、走行キロ數に応じて運賃が加算されていく「営業(yè)キロによる運賃」が採用されることになった。多くの市民、特に通勤で地下鉄を使う人は、駅數と総キロ數の換算方法が良く理解できず、「いったい通勤費にいくらかかるのだろうか？」と疑問に感じているようだ。新京報が報じた。

このような市民の疑問に対応するため、地下鉄の走行距離を測り、運賃に換算してくれるツール（アプリやウェブサイト）の人気が、急速に上昇している。ネットユーザーは、地下鉄の乗車區(qū)間（乗車駅と降車駅）を入力するだけで、2駅間の距離が算出され、２種類の公聴案にもとづく運賃が提示される。

専門家は、「実際には、利用客は、利用距離から運賃を求める必要はない。地下鉄運営會社が、距離にもとづき、2駅間の運賃を算出し、公開するだろう。乗客は、切符を購入する際に、乗車駅と降車駅を選ぶだけで、券売機が自動的に運賃を計算してくれる。また、別の専門家は、「関連部門が、2駅間の距離を乗客に公開することで、地下鉄の走行距離に対する市民の理解が深まり、価格改定案もより良く理解できるようになるだろう」との見方を示した。（編集KM）

「人民網日本語版」2014年10月20日