資料寫真：広東省広州市江南野菜?果物卸売市場で、不合格となったササゲ5.2トンが処分された

全國人民代表大會常務委員會で20日、食品安全法改正案が審議された。同改正案は、猛毒の農薬や高毒性の農薬を、野菜や果物、茶葉、中國醫(yī)薬の薬草などに使用することを禁じている。同改正案は2014年7月に発表された改正案に、前回のパブリックコメントで寄せられた意見などが反映された第三稿にあたる。 中國新聞網が報じた。

同改正案では、効果的であるものの低毒、低殘留の農薬使用のほか、猛毒の農薬や高毒性の農薬に代わる商品の研究、開発、応用を奨勵し、猛毒の農薬や高毒性の農薬を速やかに淘汰するとされている。猛毒の農薬や高毒性の農薬を、野菜や果物、茶葉、中國醫(yī)薬の薬草などに使用することは禁止される。

その他、健康食品の規(guī)制が進んでいない問題に関して、同改正案は、健康食品は、原料の名稱や使用量以外に、その原料の効能を明記しなければならないとしている。また、健康食品のラベルは、申請、屆け出の內容と一致していなければならず、「薬の代わりにはならない」とも明記しなければならない。（編集KN）

「人民網日本語版」2015年4月21日