赤い紐、緑の葉、もち米の香りを放っている湖南の粽、古い時(shí)代の湖北の雰囲気溢れるトウチャ族の踴りと武當(dāng)派カンフー、雲(yún)南の先住民文化であるハ二族の少女のしなやかな歌と踴りを再現(xiàn)し、中國伝統(tǒng)文化と現(xiàn)代ファッションがぶつかり合う上海チャイナドレスショー…ここ何日か、ミラノ萬博の會場での中國のいくつかの省と市の多彩な地方文化展示のイベントは獨(dú)特な魅力を放ち、観光客を存分に引きつけた。人民日報(bào)海外版が伝えた。
民族の文化は世界の文化である。ミラノ萬博で、中國の地方文化は中國文化の活力を感じる入口となり、うっとりするほど人を引きつける1つ1つの中國の物語が途切れることなく語られる。
現(xiàn)在「洞庭魚米郷」(洞庭の魚と米の里)をテーマとした中國湖南イベントウイークの最中で、ちょうど端午節(jié)の時(shí)期に重なり、イベントでは端午節(jié)の特徴が顕著に表れていた。
粽作りのデモンストレーションの中で、もち米をつき、粽を包む葉を選び、赤い紐を結(jié)び、粽を蒸す作業(yè)は生活に密著するだけでなく、細(xì)部にわたり湖南文化の特徴が溢れており、次々と外國人観光客が足を止めていた。スタッフが香り漂うちまきをプレゼントする際には、多くの観光客は自分の分だけでなく、家族にあげる分を持ち帰った。
外國人は蓮根の薄切りやアヒルの首など20以上の湖北名物の軽食に目を奪われた。湖北の人はスパゲティと混ぜ麺、ピザと豆皮(中國風(fēng)ゆば)の勝負(fù)を希望し、イタリア人記者から好評を得た。以前開催した湖北デーイベントは同日の中國館の大きな注目ボイントとなった。
湖北デーの開幕式で、トウチャ人は手を振り足を使い、しなやかに美しく、生き生きとした民族情緒あふれる踴りを?qū)g演した。多くのイタリア人の観客が踴りのリズムに合わせ手を叩き、「Cina,Cina!(中國、中國!)」と合いの手を入れ、現(xiàn)場の雰囲気は最高潮に達(dá)した。イタリア人旅行客のマーク?アプリーレさんは「「今まであまり湖北のことは知らなかったが、見學(xué)してから、家族のために湖北の素晴らしさをカメラに記録した。今後、湖北への旅行が楽しみだ」と話す。
「あなたは一つ扉を開くたびに、その後ろにはまた他の扉が控えている。毎日とはこのようなものだ」ヘルシンキ蕓術(shù)祭のセーデルマルムブルーム総監(jiān)督は自分が中國の地域文化を知っていく過程をこのように表現(xiàn)した。また「衝撃的」という一言を用いて、中國の地域文化の多様性と歴史の継続性を如実に表した。(編集JK)
「人民網(wǎng)日本語版」2015年6月29日
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