湖南永順老司城遺跡は、中國(guó)國(guó)內(nèi)で最大規(guī)模、最古の土司城遺跡で、保存狀態(tài)も最も良い。
第39回世界遺産委員會(huì)が28日、ドイツのボンで始まった。同委員會(huì)では、自然遺産や文化遺産の推薦物件の審議のほか、既存の世界遺産リスト登録物件の保全狀況についても話し合われる。今回は38の推薦物件があり、中國(guó)からは、湖南省永順老司城遺跡、湖北唐崖土司城遺跡、貴州海龍屯遺跡から成る「土司(どし)の遺跡群」が推薦されている。新華社が報(bào)じた。
業(yè)界関係者によると、7月3日ごろに、土司の遺跡群の新規(guī)登録が、投票によって決められる。新規(guī)登録が実現(xiàn)する見(jiàn)込みが高いという。
土司制度とは?
中國(guó)社會(huì)科學(xué)院考古研究所の所長(zhǎng)を務(wù)める、中國(guó)考古學(xué)會(huì)の王巍?理事長(zhǎng)によると、土司制度とは、元代(1271-1368年)以降、中國(guó)の中央王朝が、北西や南西の境界に接する諸民族を統(tǒng)治する方法で、現(xiàn)地の官僚が先祖伝來(lái)の所領(lǐng)において世襲でポストに著くことを認(rèn)める制度だ。各地は中央王朝に貢物を納め、その権威を認(rèn)めれば、自分達(dá)の軍隊(duì)や統(tǒng)治をそのまま殘すことができた。
中國(guó)社會(huì)科學(xué)院の學(xué)部委員、歴史學(xué)部の主任を務(wù)める劉慶柱氏は、「明から清にかけては、科挙官僚である流官を派遣して統(tǒng)治する地域に改める『改土帰流』策もとられた。土司制度は、他民族を抱える中國(guó)の統(tǒng)一を図る重要な制度」と説明している。
![]() |
このウェブサイトの著作権は人民日?qǐng)?bào)社にあります。
掲載された記事、寫真の無(wú)斷転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257、080-5077-8156 北京 (010) 6536-8386