中國國務院新聞弁公室は30日、「中國國民の栄養(yǎng)?慢性病の狀況報告(2015)」を発表した。國家衛(wèi)生?計畫出産委員會の副主任を務める、國家中醫(yī)薬管理局の王國強局長によると、中國全土の18歳以上の男性と女性の平均身長は、167.1センチ、155.8センチ、平均體重は66.2キロ、57.3キロとなった。02年と比べると、身長も體重も増加傾向にある。特に、6-17歳の男女の身長、體重が顕著に増加している。人民網が報じた。
同報告によると、中國の國民は食事で十分のエネルギーを得ることができる狀態(tài)で、體格?発育、栄養(yǎng)狀況は全體的に改善している。例えば、12年、國民一人當たりのエネルギー摂取量は1日當たり平均2172キロカロリー、たんぱく質は65グラム、脂質は80グラム、炭水化物は301グラム。同三大栄養(yǎng)素、エネルギーは十分に供給されている。
中國全土の18歳以上の男性と女性の平均身長は、167.1センチ、155.8センチ、平均體重は66.2キロ、57.3キロとなった。02年と比べると、身長も體重も増加傾向にある。特に、6-17歳の男女の身長、體重が顕著に増加している。
18歳以上の男女のうち、栄養(yǎng)不良の割合は6.0%と、02年に比べて2.5ポイント減少した。6-17歳の男女を見ると、発育遅れや體重が基準以下の割合が3.2%と9.0%と、02年に比べて3.1ポイントと4.4ポイント減少した。6歳以上の國民の貧血率も9.7%と、02年に比べて10.4ポイント減少した。うち、6-11歳の児童と妊婦の貧血率が5.0%、17.2%と、02年に比べて7.1ポイントと11.7ポイント減少した。
王局長によると、中國の國民の食事の構造が変化しており、過體重?肥満の問題が突出化している。過去10年間、中國の都市部と農村部の住民の穀類の摂取量は安定していた。総たんぱくの摂取量はほぼ橫ばいだったのに対し、優(yōu)良たんぱく質の摂取量は少し増加した。一方、豆類や乳製品の消費量は依然として少ない。脂質の摂取量は過多となっており、食事に占める脂質の割合が平均30%を超えている。また、野菜や果物の摂取量がやや減少し、カルシウム、鉄分、ビタミンA、ビタミンDなどの栄養(yǎng)素が依然として不足している。12年、中國の國民の塩の使用量は1日平均10.5グラムで、02年より1.5グラム減少した。
中國全土の18歳以上の男女の過體重率は30.1%、肥満率は11.9%と、02年に比べて7.3ポイントと4.8ポイント上昇した。6-17歳の男女の過體重率は9.6%、肥満率は6.4%と、02年に比べて5.1ポイントと4.3ポイント上昇した。(編集KN)
「人民網日本語版」2015年7月1日
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