かつて強(qiáng)制連行で福岡県や熊本県、鹿児島県などに連れていかれ、過(guò)酷な労働を強(qiáng)いられた複數(shù)の労働者は手紙の中で牛や馬にも劣る扱いで強(qiáng)制労働させられた體験を明かしている。著る物や食べる物にも事欠き、お金も支給されず、病気になっても醫(yī)者にもかかれない狀態(tài)で労働を強(qiáng)いられ、暴力を振るわれることも日常茶飯事だった。一旦病気になれば、死體を埋める穴に投げ込まれ、ただ死を待つしかなかった。

童氏は、「このように殘虐な場(chǎng)所が世界遺産に登録されることがあっていいものだろうか？明治日本の産業(yè)革命遺産の世界遺産登録はユネスコ憲章の國(guó)際法に背くものだ」と語(yǔ)る。第2次世界大戦中、日本は他國(guó)の領(lǐng)土を侵略し、他國(guó)の國(guó)民を殺戮した。童氏は、「もし侵略戦爭(zhēng)を支持し、他國(guó)の國(guó)民を奴隷扱いして過(guò)酷な労働を強(qiáng)いらせ、他國(guó)の尊厳を蹂躙しようとした不義の場(chǎng)所を世界遺産に登録すれば、世界に向け戦爭(zhēng)を支持していると宣言しているようなものではないか。戦爭(zhēng)被害國(guó)は、とてもじゃないが受け入れることはできない」と述べる。

また童氏は「日本は現(xiàn)在戦爭(zhēng)を反省?謝罪していないだけでなく、公職にある者が公然と戦爭(zhēng)犯罪者を祀っている靖國(guó)神社を參拝している。これは、日本が戦爭(zhēng)を起こしたことを恥だと思っていないだけでなく、逆に栄譽(yù)に思っていることを示している」と指摘する?！袱猡啡毡兢缸镄袨椁蛘暏护?、謝罪せず、平和を大切にしない狀況下で、戦爭(zhēng)の犯罪行為が行われた遺産が世界遺産に登録されれば、これは日本に戦爭(zhēng)を宣伝させることを手助けするものだ」と指摘した。

日本は、明治日本の産業(yè)革命遺産が日本の発展の軌跡を體現(xiàn)していると宣伝しているが、強(qiáng)制連行された労働者が悪劣な生活環(huán)境で非人間的な扱いを受け、數(shù)千人以上が死に追いやられた醜悪な一面についてまったく觸れていない。これについて、童氏は、「世界遺産登録リストに申請(qǐng)した背景には、戦爭(zhēng)の犯罪を覆い隠し、侵略の歴史を美化するという陰謀が存在している」という見(jiàn)方を示している。

「侵略戦爭(zhēng)を起こし、他國(guó)の國(guó)民を蹂躙した後、強(qiáng)制労働の地を世界遺産に登録することは、戦爭(zhēng)の被害者にとって極めて大きな侮辱であり、戦爭(zhēng)被害國(guó)にとっては不公平なことだ」と童氏。

童氏は、1990年に「一刻の猶予も許されない中國(guó)の対日損害賠償要求」という萬(wàn)言書(shū)を著した後、これまで一貫して中國(guó)民間対日賠償請(qǐng)求訴訟の支援と呼びかけを行ってきた。童氏は、今年のノーベル平和賞の候補(bǔ)者として名前が挙がっている。その理由として、「長(zhǎng)年にわたり第2次世界大戦による中國(guó)人被害者の権利を訴え、戦爭(zhēng)が殘した問(wèn)題の解決に向けて努力を続けてきた點(diǎn)が國(guó)際的な支持を得たこと」が挙げられている。（編集MZ）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2015年7月3日