▽新たな調(diào)整 新たな就業(yè)チャンス

國家戦略特區(qū)が策定された後、日本政府は外國人労働者の家事労働分野での登用、外國人の家事労働者と起業(yè)家の導(dǎo)入の拡大に向けた改正法案を相次いで可決したが、取組は不十分で範(fàn)囲も明確ではなかった。大阪の病院で醫(yī)療助手を務(wù)める陳剛さんは、「特區(qū)の成立以前は、中國人の醫(yī)療従事者は極端に少なかったが、成立後は中國人醫(yī)師の數(shù)が目に見えて増加した。ただ勤務(wù)先は大學(xué)の付屬病院に集中しており、自分で小さなクリニックを開業(yè)しようとしてもほとんど不可能だ」と述べた。

今回可決された新法に基づき、外國人醫(yī)師の就業(yè)範(fàn)囲が拡大し、日本の醫(yī)師の指導(dǎo)を受けるという條件を満たせばクリニックを経営することも可能になった。

沖縄県で建築資材の貿(mào)易會社を営む趙雲(yún)茜さんは取材に答える中で、「今、中國人観光客は増えているが、日本にいる中國人醫(yī)師は極端に少なく、とても不便だ。よく知らない場所、異なる文化や言語……異國で病気になるのは大変なことだ。中國人のクリニックがあれば、世のため人のためを願う中國人に働く場所が提供されるだけでなく、日本に観光しに來た中國人にも大きな便宜がもたらされることになる」と述べた。

また新法は家事労働分野の參入基準(zhǔn)も調(diào)整しており、炊事、掃除、洗濯などを獨立した業(yè)務(wù)とみなし、これらの業(yè)務(wù)に従事する外國人労働者を雇用することを可能とした。統(tǒng)計によると、在日中國人女性は37萬7100人に上り、男性より10萬5200人多い。家事労働産業(yè)の參入制限が緩和されれば、こうした女性たちに自分の強みを発揮し、才能を伸ばすチャンスが與えられることになる。

趙さんは新法に賛成だといい、「日本は醫(yī)療や家事労働の分野で學(xué)ぶべきところがたくさんある。今回新法がうち出されたことで、私たちにも日本の進(jìn)んだ技術(shù)や管理制度を理解し、學(xué)ぶチャンスが與えられることになる。本當(dāng)に一挙両得の良策だ」と述べた。