天津大學(xué)精儀學(xué)院の陳達(dá)教授が率いる分子光學(xué)情報(bào)実験室のチームは、2年間の開発期間を経て、粉ミルク検査?測定裝置を開発した。同裝置は5?10秒の間に、粉ミルクに含まれる成分の含有量と指標(biāo)を迅速に測定し、國家基準(zhǔn)を満たすか否かを判斷する。同技術(shù)は國內(nèi)外の粉ミルクの品質(zhì)の迅速な測定に変革をもたらす可能性がある。中國科學(xué)報(bào)が伝えた。

陳教授によると、同裝置は複合分光イメージング技術(shù)を採用しており、各物質(zhì)がレーザー照射を受けた際に見せる異なる特徴を利用し、粉ミルクに含まれる物質(zhì)の「指紋」を迅速に判別し、タンパク質(zhì)やミネラルなどの栄養(yǎng)素を分析する。メラミンなどの有害物質(zhì)も、同裝置によって瞬時(shí)に測定される。

同裝置の最大の特長は「スピード」だ。國內(nèi)外で主流の粉ミルク検査?測定裝置は質(zhì)量分析器だが、操作が複雑で、1回の検査に48?72時(shí)間かかる。大型で重い質(zhì)量分析器と比べ、この新型裝置は辭書1冊(cè)分とコンパクトだ。粉ミルク生産メーカーのラインに取り付けやすく、生産の過程において粉ミルクの生産をリアルタイムでチェックできる。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2015年7月22日