中國國家海洋局が発表した情報(bào)によると、中國の新型南極砕氷船の建造に関するフィジビリティスタディが、このほど國家からの許可を獲得した。海洋科學(xué)技術(shù)の発展、海洋強(qiáng)國の建設(shè)に取り組む中、中國の海洋科學(xué)観測(cè)と調(diào)査船団は新たな実力強(qiáng)化の波を迎えている。人民日?qǐng)?bào)が伝えた。

極地観測(cè)船「雪竜號(hào)」は現(xiàn)在、中國の毎年の南極科學(xué)観測(cè)、斷続的な北極科學(xué)観測(cè)を単獨(dú)で遂行し、物資輸送や大洋科學(xué)観測(cè)の任務(wù)を支えている。雪竜號(hào)は輸送船を改造したもので、砕氷能力に限りがあり、地球物理?海洋生物資源調(diào)査の現(xiàn)代的な設(shè)備が不足している。數(shù)回の大規(guī)模な改造によって能力が上がっているが、依然として過負(fù)荷の使用狀態(tài)となっている。

専門家によると、新型極地科學(xué)観測(cè)砕氷船が完成すれば、中國初の本格的な極地砕氷船になる。中國は南極?北極を含む世界の各大洋で、広範(fàn)囲の水深の海洋?大気?海底などの総合的な観測(cè)と探査を行う能力を手にすることになる。新型砕氷船は深海探査艇、自立型無人潛水艇、水中探査システムなど、先進(jìn)的な海洋科學(xué)探査設(shè)備を搭載すると同時(shí)に砕氷能力も大幅に強(qiáng)化される。船首と船尾による砕氷が可能になり、機(jī)動(dòng)力が大幅に強(qiáng)化され、流氷の中でもスムーズにUターンできるようになる。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2015年8月6日