ドイツ?フォルクスワーゲン（VW）がこのほど発表した情報によると、今年上半期、VWの生産臺數(shù)は531萬4千臺、世界販売臺數(shù)は503萬9千臺で、日本のトヨタ自動車を抜いて首位に立った。世界トップの目標(biāo)を3年前倒しで実現(xiàn)したことになる。北京日報が伝えた。

統(tǒng)計データによると、2015年1月～6月、VWの世界販売臺數(shù)は約504萬臺で、トヨタの502萬臺を2萬臺上回り、世界一となった。3位は前期に続き米ゼネラルモーターズ（GM）になると見られているが、GMは上半期の販売データを明らかにしていない。

トヨタが首位の座を明け渡すのは4年ぶり。2012年の東日本大震災(zāi)の後も、トヨタの販売臺數(shù)は世界一を維持し続け、昨年の販売臺數(shù)は1000萬臺の大臺を突破し、過去最多を記録した。市場別に見ると、原油価格の下落の影響を受けて、トヨタの北米での販売実績は依然として堅調(diào)を維持したが、日本國內(nèi)での販売臺數(shù)低下が、全體の足を引張る形となった。

「長年の夢」だった世界一の座に著いたVWだが、依然として課題に直面している。中國での販売臺數(shù)の減少により、同社は停滯ぎみの西歐市場に過剰に依存しているのだ?，F(xiàn)在、VWの世界販売臺數(shù)の3分の1は中國市場が占めている。データによると、上半期の同社の中國市場における販売臺數(shù)は前年同期比3.9％減の174萬臺に留まった。

VWは、2015年の粗利益成長率が5.5％から6.5％に達すると予想している。うち、乗用車部門の利益は6％から7％増、商用車および電力工學(xué)部門の利益は2％から4％増、VW金融サービス部門の利益は前年と橫ばい。（編集SN）

「人民網(wǎng)日本語版」2015年8月2日