米航空宇宙局(NASA)の科學(xué)者は、「最新の衛(wèi)星観測(cè)データによると、地球溫暖化により今後100?200年間で海面の1メートル以上の上昇が起きる」と述べた。シンガポールや東京など、標(biāo)高の低い一部の主要都市が沈沒(méi)する恐れがある。中國(guó)新聞網(wǎng)が伝えた。
最新の調(diào)査結(jié)果によると、グリーンランドと南極の氷床が溶けるペースが加速しており、海水の水溫と海面の上昇もかつてないほどのペースとなっている。
NASAの地球科學(xué)専門(mén)家は、海面上昇は世界に「深刻な影響」を及ぼすと述べた。世界で1億5000萬(wàn)人以上が標(biāo)高1メートル未満の所で生活しており、多くがアジアに集中している。フロリダ州などの標(biāo)高の低い米國(guó)の州、シンガポールや東京など世界の主要都市が、消滅の危機(jī)に瀕している。一部の太平洋の島國(guó)は、完全に消滅するかもしれない。
NASAによると、世界の海面は1992年から現(xiàn)在まで平均で7.6センチ上昇しており、一部の海域では23センチも上昇している。その中心となっているのが、溶けた氷と氷河だ??茖W(xué)者は特にグリーンランドの氷床を懸念している。ここからは過(guò)去10年間で、年間平均3030億トンの氷が流出した。南極の氷床からも年間平均1180億トンの氷が失われている。
NASAの海洋學(xué)者は、氷床の溶けるペースは「我々の想像を上回る」と述べた。今後20年內(nèi)に、海面はこれまでの平均を上回るペースで上昇するため、対策が必要だという。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2015年8月31日
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