アジアゾウ安全警報(bào)システムが、雲(yún)南省西雙版納（シーサンパンナ）州景洪市大渡崗郷関坪村で設(shè)置され、使用が開始された。アジアゾウが村周辺で活動すれば、ライトと攜帯電話のショートメッセージが現(xiàn)地住民に対して、アジアゾウの襲撃に対する備えを呼びかける。新華社が伝えた。

同システムは中國科學(xué)院シーサンパンナ熱帯植物園、シーサンパンナ國家級自然保護(hù)區(qū)管理局の共同申請により設(shè)置された。13臺の赤外線カメラでデータを取得し、ワイヤレスデータ伝送技術(shù)によって赤外線カメラを遠(yuǎn)隔管理し、アジアゾウの活動情報(bào)を発表し、早期警戒を呼びかける。

プロジェクト擔(dān)當(dāng)者の鄧雲(yún)氏によると、プロジェクトチームは2015年5月24日から9月4日の103日間に、プロジェクトエリア內(nèi)の村周辺でアジアゾウの活動を39回確認(rèn)した。そのうち35回の活動は適切に報(bào)告され、計(jì)44回の警報(bào)を発令した。警報(bào)の86.36％は、カメラがアジアゾウを発見してから20分內(nèi)に、攜帯電話のショートメッセージを通じて関係者に伝えられた。また追加されたワイヤレス警報(bào)システムにより警報(bào)用のライトを遠(yuǎn)隔操作し、現(xiàn)地住民に対して目に見えやすいライトによって、付近で活動中のアジアゾウに事前に備えるよう促すことができる。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2015年9月9日