第1回思想中國(guó)フォーラムおよび北京當(dāng)代経済學(xué)基金設(shè)立大會(huì)が12日、北京市で開(kāi)催された。著名な経済學(xué)者で、北京大學(xué)の林毅夫教授は同大會(huì)で、「中國(guó)大陸部は2020年には高所得國(guó)の仲間入りを果たす可能性がある。だが、多くの発展途上國(guó)が低所得、あるいは中所得國(guó)の罠に陥るだろう」という見(jiàn)解を示した。新京報(bào)が伝えた。

2020年、中國(guó)は高所得國(guó)に

北京大學(xué)の林毅夫教授は、中國(guó)大陸部は2020年に高所得國(guó)の仲間入りを果たし、韓國(guó)、中國(guó)臺(tái)灣に続き、低所得から中所得へ、そして高所得を果した3番目のエコノミーとなるだろうという予測(cè)を発表した。

國(guó)家統(tǒng)計(jì)局のデータによると、2014年の中國(guó)の一人當(dāng)たりGDPは7575ドルで、2013年の6767ドルと比べると、その成長(zhǎng)速度は12％となった。

しかし、すべての発展途上國(guó)がこのような成長(zhǎng)を維持できるわけではなく、多くの発展途上國(guó)が「中所得國(guó)の罠」に陥ると林氏は指摘する。

林氏は統(tǒng)計(jì)データを基に、1950年から2008年までの間に、13の中所得エコノミーが高所得エコノミーとなり、13のうち8つが歐州の國(guó)、あるいは石油生産國(guó)であったと紹介、この8つを除けば、その他5つのエコノミーは日本と70年代から80年代にかけて臺(tái)頭した「アジア四小龍」であった。

「先進(jìn)國(guó)の一人當(dāng)たりGDPの平均成長(zhǎng)速度は2％で、仮に発展途上國(guó)の毎年の一人當(dāng)たりGDPの成長(zhǎng)速度が2％を超えなければ、先進(jìn)國(guó)との差を縮めることはできない」と林氏は語(yǔ)る。林氏の発展経済學(xué)からみると、「発展途上國(guó)はこの成長(zhǎng)速度にかなり大きな不満をもっており、今日までに発展途上のエコノミーが西洋諸國(guó)の発展理論を基に作った政策で成功した事例はない」のだ。