日本で最も難しいと言われる國(guó)家試験「司法試験」の合格発表日だった8日、試験問(wèn)題作成などを擔(dān)當(dāng)する「考査委員」を務(wù)めていた明治大法科大學(xué)院の青柳幸一教授が、試験前に教え子だった20代の女性受験生に問(wèn)題の內(nèi)容を漏らしていたことが明らかになった。東京地検特捜部が國(guó)家公務(wù)員法(守秘義務(wù))違反容疑で、捜査を展開(kāi)している。同ニュースに、日本の社會(huì)からは驚きと怒りの聲が上がり、司法試験の信頼も揺らいでいる。
怒りの聲相次ぐ
同ニュースに日本の社會(huì)は騒然となっている。同日、法務(wù)省の発表會(huì)場(chǎng)を訪れた受験生からは、今回の問(wèn)題への憤りの聲が相次ぎ、慶応義塾大學(xué)の法科大學(xué)院に通っていた女性は、「試験には受かったが、心から喜べないのが殘念。周りには落ちた友人もいるので、このような不正は許せない」と話した。また、麹町市民法律事務(wù)所の弁護(hù)士?和田聖仁氏は、「このようなことは絶対起きてはいけない。受験生にとっては不公平で、國(guó)民の司法試験に対する信頼も揺らぐ」と指摘する。また、「裁判官や検察官、弁護(hù)士など法律界の人達(dá)は、國(guó)民の権利や義務(wù)に直接接觸する。司法試験は、日本の法律や正義を擔(dān)う法律界の人々が選抜される試験で、公平と公正が絶対に守られなければならない。今回の漏えい問(wèn)題で、人々の司法試験の公平性に対する信頼が揺らいだ」との指摘も出ている。
人気が低迷する司法試験に存在する大きな課題
日本の司法試験で漏えい問(wèn)題が起きたのはこれが初めてではない。2007年にも、司法試験考査委員を兼任していた慶応義塾大學(xué)法科大學(xué)院の専任教授が、同校の大學(xué)院生を相手に試験対策のための講義やメールの配信を行っていたことが問(wèn)題となった。法務(wù)省は、同行為は司法試験の公平を害するとして、同教授の考査委員の職を解任した。また、學(xué)者出身の考査委員を大幅に減少させたほか、考査委員の遵守事項(xiàng)も制定した。
今回の漏えい問(wèn)題で、大學(xué)の教授が試験問(wèn)題を作成しているという日本の司法試験の大きな課題が改めて浮き彫りとなった。日本の各大手メディアは、同問(wèn)題を批判する記事を掲載し、日本政府に対して同問(wèn)題の早期解決を求めている。
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2015年9月15日
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