中米は共にインターネット大國だ。米國は世界が認(rèn)めるようにサイバー空間において総合能力の最も強い國であり、中國はサイバー空間?能力を急速に発展させている國だ。両國はサイバー空間での依存を日増しに深めている。サイバー空間という新たな空間において、中米間には競爭関係だけでなく、広範(fàn)な共通利益も存在し、協(xié)力を必要としている。経済?貿(mào)易、軍事など伝統(tǒng)分野のように、サイバー空間という非伝統(tǒng)的安全分野でも中米は同様に「協(xié)力すれば共に利し、爭えば共に傷つく」関係にある。もし米國がサイバーセキュリティー分野で獨斷専行で対中制裁を行えば、中國の反撃を招くだけであり、その結(jié)果は両國間の戦略面の相互信頼が加速度的に失われる事態(tài)だ。これは両國の長期的利益を損なう。
中米間の戦略競爭が激化する中、両國共に溝をコントロールする方法を模索する意図があり、多くの有益な試みも行い、いくつかの前向きな進(jìn)展を得ている。これは両國にとって幸いだ。相互信頼の強化、協(xié)力拡大に向けた雙方の努力はサイバーセキュリティー分野にまで拡大することが完全に可能だ。孟氏の今回の訪米が伝えたメッセージは明確だ。サイバーセキュリティー問題においては常に対話が対立より良く、中國側(cè)は対立と対抗ではなく対話と協(xié)力を探り求めているということだ。
溝をコントロールし、協(xié)力を増やすことは、中米の働きかけ合いの最良の選択だ。溝のコントロールにおいては、サイバーセキュリティー問題を重要な切り口とするべきだ。雙方はすでに重要な共通認(rèn)識にいたっている。さらにサイバーセキュリティー問題で溝を適切に処理すると同時に、段階的に協(xié)力を進(jìn)めることで協(xié)力を強化できれば、悪いことが良いことに変わる。これは中米が協(xié)力思考?習(xí)慣の育成においてさらに一歩を踏み出し、中米関係がさらに成熟したことを意味するものとなる。(編集NA)
「人民網(wǎng)日本語版」2015年9月16日
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