「上海から歐洲に行った観光客がマナーが悪かったため記録に殘され、米國(guó)で入國(guó)拒否された」というニュースが最近、中國(guó)のネット上で話題となっている。しかし、中國(guó)國(guó)家観光局の職員は21日、「環(huán)球時(shí)報(bào)」の取材に対して、「當(dāng)局が公表しているマナーの悪い観光客のブラックリストにその上海からの観光客の名前はない」としている。北京観光學(xué)會(huì)の劉思敏?副事務(wù)局長(zhǎng)は、「現(xiàn)在、歐米諸國(guó)には、マナーの悪い観光客をブラックリストに載せる制度はない」と指摘している。環(huán)球時(shí)報(bào)が報(bào)じた。

今年4月より、國(guó)家観光局は、法律や法規(guī)に違反したり、公共の秩序を亂したりしたため、行政処罰を受けたり、裁判所から法的責(zé)任があるとの判決が下ったりした観光客、または、社會(huì)に深刻な影響を與える行為をした観光客を記録に殘している。同局の職員は、「環(huán)球時(shí)報(bào)」の取材に対して、「記録に殘されているのは今のところ11人だけ。このブラックリストは外國(guó)とは共有しておらず、必要な時(shí)に、警察や民間航空會(huì)社などに関連の情報(bào)を提供するだけ」と説明している。

歐米でマナーの悪い行為をしてブラックリストに載せられ、入國(guó)拒否される可能性はあるのだろうか？劉副事務(wù)局長(zhǎng)は21日、「環(huán)球時(shí)報(bào)」の取材に対して、「現(xiàn)在、米國(guó)には、マナーの悪い観光客をブラックリストに載せる制度はない。それに、米國(guó)の入國(guó)管理者が入國(guó)拒否の理由を説明することもない。マナーの悪い観光客がブラックリストに載っていたというのは根拠がない」との見方を示している。