天津烈士陵園では抗日戦爭勝利記念日前日、「在日殉難烈士?労働者記念館」の新裝開館と「花岡暴動記念園」の開園を記念する式典が盛大に行われた。今年は「花岡事件」70周年に當(dāng)たる。日本の中國侵略戦爭中、建設(shè)會社?鹿島組によって行われた中國人戦爭捕虜や労働者の強制労働は、東條內(nèi)閣が犯した歴史的犯罪の一つである。約4萬人の中國の労働者や戦爭捕虜が日本の135地方に連行され、労働を強いられた?；▽扦?945年6月、苦しみに耐えかねた労働者と戦爭捕虜が決起したが、殘虐な鎮(zhèn)圧に遭い、986人中419人が殺された。（文：劉江永?清華大學(xué)當(dāng)代國際関係研究院副院長。人民日報掲載）

　式典には、「花岡事件」の犠牲者の子孫百人余りのほか、平和と正義の促進に盡力している多くの日本人も參加していた。町田忠昭氏はその一人。かつては日本反戦同盟の指導(dǎo)者?鹿地亙の救出活動にも參加した?；▽录咨撙芜z骨の収集と中國への帰還にも手を貸し、幾重もの困難を乗り越えて中國側(cè)への遺骨帰還を?qū)g現(xiàn)した。町田氏は「萬年苦力（クーリー）」を自稱し、60年余りにわたって鹿島に謝罪と賠償を求め、中國人労働者と遺族の正義のために戦い続けてきた。

　こうした日本人は少なくない。1953年7月7日、日本の友人と華僑とが花岡事件の被害者の遺骨を中國に持ち帰った際、廖承志氏はこう言った?！钙胶亭驉郅工肴毡兢稳恕─毡緡鴥?nèi)の軍國主義復(fù)活の陰謀を必ず粉砕し、アジアと全世界の平和を求める闘爭の中で力を発揮してくれることを信じている」。靖國神社の本質(zhì)に迫る學(xué)者、中國人被害者の裁判を助けて自宅まで売卻した弁護士、侵略の罪に立ち向かい続ける政治家、侵略美化に異議を公で唱える企業(yè)家など、大勢の日本人の存在は、戦爭反対と平和愛好の聲は加害國でも大きな民意を形成していることを十分に物語っている。

　中國共産黨は、侵略戦爭を起こした日本軍國主義の悪の元兇と日本國民とを常に區(qū)別してきた?？谷諔闋帳螘r期には、八路軍は、人道主義的な捕虜政策を取り、日本の反戦同盟の拡大を促進した。毛沢東氏はかつて、「帝國主義政府とこうした國の國民とを區(qū)別し、政府內(nèi)の政策決定者と一般の幹部とを區(qū)別しなければならない」と指示している。この方針は、中日國交正?；螌g現(xiàn)を直接推進するものともなった。