習(xí)近平國家主席は27日、米國ニューヨークの國連本部で潘基文（パン?ギムン）國連事務(wù)総長と會談した。人民日報が伝えた。

　習(xí)主席は、「このたび初めて國連本部を訪れた。各國の指導(dǎo)者が（サミットで）ニューヨークに集結(jié)したことは、國連が國際的活動で果たすより大きな役割に対する多くの加盟國の支持と期待を十分に體現(xiàn)するものだ。國際社會は國連設(shè)立70周年を契機(jī)として、多國間主義の道を著実に歩み、國連憲章の主旨と原則を保護(hù)し、國連の権威と役割を維持し、世界平和の維持と共同発展の促進(jìn)にともに努力しなければならない」と指摘した。

　習(xí)主席は、「各方面が國連は次の10年間にも焦點の問題の政治的な解決を堅持すると期待しており、國連と安全保障理事會はイランの核問題という有益な経験を踏まえて、対話と交渉を堅持し、関連地域の焦點の問題の解決を推進(jìn)する必要がある。國連がグローバル発展事業(yè)を持続的に推進(jìn)し、発展促進(jìn)の問題での政治的な強(qiáng)みと道義的な強(qiáng)みをしっかりと利用し、発展分野の調(diào)整と投入を拡大し、発展の問題で引き続き共通だが差異ある責(zé)任の原則を堅持することを願う。先進(jìn)國は歴史的な責(zé)任と道義的な責(zé)任を引き受け、発展途上國に資金や技術(shù)などの支援を提供する必要がある。國連が世界的な問題で指導(dǎo)的役割を果たすことを願う。國連は國際反テロリズム協(xié)力の最も理想的なプラットフォームであり、加盟國は國連安保理の関連決議と國連総會がうち出したグローバル反テロリズム戦略を真剣に執(zhí)行し、さまざまな措置を同時に打ち出してテロリズムを撲滅しなければならない」と述べた。

　また習(xí)主席は、「中國は協(xié)力?ウィンウィンを中核とした新型國際関係の構(gòu)築を提唱し、揺らぐことなく平和発展の道を歩み、國連憲章を基礎(chǔ)とした現(xiàn)在の國際秩序の保護(hù)に力を注ぎ、これまでと変わりなく國連を引き続き支援し、國連との協(xié)力を深化させる」と強(qiáng)調(diào)した。

　潘事務(wù)総長は習(xí)主席の國家主席就任後初の國連訪問を歓迎し、「中國は國際社會の重要なメンバーであり、國連アジェンダの不可欠のパートナーだ。中國は長期にわたり世界の平和と発展の事業(yè)、國際問題と地域問題の適切な解決の促進(jìn)に積極的な役割を果たし、突出した貢獻(xiàn)を行ってきた。習(xí)近平主席は本日午前中に國連発展サミットで國連開発アジェンダを支援する一連の措置を発表し、各國代表を奮起させた。中國の支援は國連にとって非常に重要なものだ。國連は中國とともに開発アジェンダの推進(jìn)、関連地域の焦點の問題の解決、気候変動をめぐる新たな合意?交渉の順調(diào)な達(dá)成などの各方面で協(xié)力を強(qiáng)化したい考えだ」と述べた。（編集KS）

　「人民網(wǎng)日本語版」2015年9月27日