▽待遇に差 転職を後押し

韓國人パイロットが転職を考えるようになる原因には、韓國民用航空産業(yè)の給與待遇が國際基準(zhǔn)に追いつかないことがある。

大韓航空とアシアナ航空のパイロットは2005年にストを決行し、國際基準(zhǔn)と同等の賃金を要求した。だが韓國國內(nèi)ではパイロットは高額所得者であり、ストは「韓國経済を人質(zhì)に取る」ものとみなされ、批判された。その後、韓國政府は民用航空企業(yè)を「公益企業(yè)」と位置づけ、ストができないようにし、社員の給與も「凍結(jié)」した。その後10年間、大幅な賃上げはほとんど行われていない。

一部のパイロットたちの話によると、ストができない狀況では、労働組合は會(huì)社との交渉で駆け引きが難しいという。アジア名航空のパイロット?樸慶哲さんは、「入社以來、賃金はほとんど上がっていない」と話す。

また韓國民用航空企業(yè)は賃金の二重基準(zhǔn)制度を?qū)g施しており、外國人パイロットの給與は韓國人よりも高く、自國のパイロットたちはこれを面白く思わない。

業(yè)界関係者は、「韓國人パイロットの給與は國際基準(zhǔn)を下回り、中國民用航空企業(yè)が支給する賃金は國際基準(zhǔn)を上回る。簡(jiǎn)単な足し算?引き算をすれば、答は明白だ。転職しない手はない」と話す。

民用航空企業(yè)の話では、韓國民用航空産業(yè)で商業(yè)用旅客機(jī)を操縦するパイロットは5千人以上おり、目下の流出者數(shù)はごく小さな割合を占めるに過ぎないという。だが一部の民用航空産業(yè)の専門家は、「質(zhì)の高いパイロットが韓國市場(chǎng)から持続的に流出しており、何らかの対策を取らなければ、こうした流れが引き続き強(qiáng)まる可能性がある」と懸念を表明する。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2015年10月13日