日本の鳩山友紀夫元首相（注：友愛の精神を広める目的で 、2014年に「由紀夫」から「友紀夫」へ改名）は8日、北京で行われた國際金融フォーラム年次総會に出席し、「中國とユーラシア大陸各國との協(xié)力を進めることを目的とした『1ベルト、1ロード（シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード）』は偉大なる構想だ。ただ、『1ベルト、1ロード』はもっと東まで伸ばし、日本と韓國も含めるべき」との見方を示した。中國新聞社が伝えた。

鳩山氏は、「もし『1ベルト、1ロード』を日韓まで延伸させれば、地域経済の発展に役立つばかりか、東アジア共同體建設の推進にも役立つ」としたほか、「経済的には、日本、中國、韓國は密接に結びついている。こうした結びつきは、日中韓3カ國が互恵?ウィンウィン、共同発展の局面を迎える上で有利に働く。例えば日本は機械分野で強みを持ち、ロボット製造などで専門的な技術と経験を持つ。中國は消費財の生産や組み立ての分野で強みを持つ。韓國の強みは『中間財』だ。これは日本と中國の産業(yè)のちょうど中間に位置する?！工戎刚筏?。

アジアインフラ投資銀行(AIIB)とアジア開発銀行（ADB）の関係について、鳩山氏は「日本はもっと積極的に、早くAIIBに加入し、AIIBとADBの協(xié)力を推進し、アジアのインフラ水準を高めていくべき。日本と中國が今、緊密な協(xié)力の姿勢を見せれば、アジア諸國にとってとても良い効果を生む」と指摘した。（編集SN）

「人民網(wǎng)日本語版」2015年11月9日