1979年末、村上氏は日本と極めて近い距離にある寧波を初めて訪れ、天童寺にやってきて日本仏教文化の起源を辿った。西暦1223年から1227年、日本の希玄道元という僧が天童寺で修行し日本帰國後に曹洞宗を伝來し、日本曹洞宗の「始祖」になった。これにより日本の曹洞宗は天童寺を祖とみており、毎年拝謁にくる。
翌年、村上氏は92人を率いて再び天童寺を訪問し、「日本道元禪師得法霊蹟碑」を建立し、また「日本道元禪師入宋記念碑」を?qū)幉ㄊ兄行牟郡摔ⅳ虢瓘B公園內(nèi)に建てた、これは當(dāng)時の中國において初の外國人記念碑である。
村上氏は中日両國の民間文化交流に盡力したほか、1995年に寧波市と上田市それぞれを中日両國における海のシルクロードを結(jié)ぶ都市として友好都市として提攜する契機(jī)をも作った。それから20年來、2都市は経済、教育、文化?スポーツなどの分野で毎年お互いを訪問し、強(qiáng)い友好関係を結(jié)んでいる。姉妹都市提攜20周年の際、訪問団を率いて上田市を訪れた寧波市政府張延副事務(wù)局長は「村上氏が取り持った2都市の20年の友好は中日友好の模範(fàn)であり、日本の國民が寧波や中國への理解を更に深め、中日友好の懸け橋を築いた」と感想を述べた。
村上氏は日本の専門家、學(xué)者や友人を引率して寧波を訪問し研究するだけでなく、積極的に著書を出版している?!溉罩形幕鶃須s史年表」、「陶祖加藤景昌の考察」など10冊余りの中日文化交流についての著書がある。村上氏は仏教文化の視點から古代陶磁器を研究し、浙江省、福建省、江西省などを何度も現(xiàn)地訪問し、大量の一次資料を入手した。
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