
生前被害について訴える張先兎さん(2015年5月撮影)
山西省の農(nóng)村の學(xué)校で教師を務(wù)めている張雙兵さんは長(zhǎng)年、生存している現(xiàn)地の元慰安婦を訪ね、調(diào)査している。30年で127人を訪問(wèn)した。張先兎さんが他界した12日、張雙兵さんも忙しく後処理を行い、「いろんな病気が重なり、張さんは40日以上ベッドから起き上がれなかった。亡くなる前、息子さんに、絶対に訴訟を続けるようにと言っていた」と話した。
山西省陽(yáng)泉市、長(zhǎng)治市などは、多くの元慰安婦がいる場(chǎng)所。うち、陽(yáng)泉市盂県は中國(guó)侵略日本軍の元慰安婦が特に集中している地域で、多くの生存者がここで生活していた。
しかし、被害者たちは近年、高齢化し、體調(diào)を崩して相次いで他界している。このほど、山西省で日本を相手に訴訟を起こしていた被害者は張先兎さんたった一人となっていた。そして、張さんも結(jié)局、自分の耳で謝罪の言葉を聞くことはできなかった。
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2015年11月13日
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