このところ、米國(guó)は南中國(guó)海問(wèn)題でしきりに行動(dòng)を起こしている。（文：華益聲?國(guó)際問(wèn)題専門(mén)家。人民日?qǐng)?bào)海外版コラム「望海樓」掲載）

　「硬」面では、米軍が武力を數(shù)回誇示している。米軍艦「ラッセン」は中國(guó)政府の許可を得ずに、中國(guó)の南沙（英語(yǔ)名スプラトリー）諸島の島?礁の近隣海域に不法に進(jìn)入した。カーター米國(guó)防長(zhǎng)官は南中國(guó)海周辺を航行する空母「セオドア?ルーズベルト」に仰々しく搭乗した後、「最先端」の裝備をアジア太平洋地域に配備して南中國(guó)海問(wèn)題に対処する方針を公言した。これらは米國(guó)が武力によって中國(guó)を威嚇する意味合いが大きい。

　「軟」面では、米國(guó)務(wù)省が南中國(guó)海問(wèn)題で繰り返し「雑音」を発している。東アジア問(wèn)題を擔(dān)當(dāng)するラッセル米國(guó)務(wù)次官補(bǔ)は先日の講演で南中國(guó)海問(wèn)題についてあれこれ口出しをした。米側(cè)は南沙諸島での中國(guó)の正當(dāng)な島?礁建設(shè)に悪意をもってこだわり、「航行の自由に影響する」との罪名をあくまで中國(guó)に押しつけ、人為的に緊張をもたらしている。また、「國(guó)際法」と「國(guó)際ルール」を理由に、フィリピンが一方的に提起した國(guó)際仲裁を受け入れるよう中國(guó)に圧力をかけ、南中國(guó)海問(wèn)題の國(guó)際化を推し進(jìn)めている。最近行われた拡大ASEAN國(guó)防相會(huì)議で、米國(guó)は南中國(guó)海関連の內(nèi)容を共同宣言に無(wú)理矢理盛り込もうとし、最終的に宣言が発表されない事態(tài)を招いた。南中國(guó)海問(wèn)題で米國(guó)が道義的優(yōu)位性と発言権を奪おうと全力を盡くしていることは明らかだ。

　表面的に見(jiàn)ると米國(guó)は硬軟両様で、力強(qiáng)い攻勢(shì)にある。だが実際には、こうした激しい勢(shì)いも米國(guó)の戦略的焦慮を覆い隠しがたい。

　最も重要なのは、米國(guó)が南中國(guó)海をいかにかき亂そうとも、歴史と事実を変えることはできないということだ。南中國(guó)海における中國(guó)の主権と権益は長(zhǎng)期の歴史過(guò)程において形成されたもので、十分な歴史的根拠、法理上の根拠を持つ。南中國(guó)海での中國(guó)の活動(dòng)にはすでに2000年以上の歴史がある。中國(guó)は南中國(guó)海の諸島を最も早く発見(jiàn)し、命名し、開(kāi)発し、主権管轄を最も早く行い、維持してきた。中國(guó)政府も南中國(guó)海諸島に対する主権を一貫して堅(jiān)持し、実際の行動(dòng)によって積極的に維持してきた。