中國(guó)科學(xué)院南京地質(zhì)古生物研究所が発表した情報(bào)によると、今から5億3500萬(wàn)年前の幼蟲(chóng)の化石が、陝西省寧強(qiáng)県で発見(jiàn)された。人民網(wǎng)が伝えた。

現(xiàn)代の圧倒的多數(shù)の海洋無(wú)脊椎動(dòng)物の発育には幼蟲(chóng)の段階があるため、生物學(xué)者は、間接発育が後生動(dòng)物の発育の原始的特徴と判斷している。しかしながら既知の胚胎の化石はいずれも直接発育であることから、古生物學(xué)者は直接発育が後生動(dòng)物の発育の原始的な特徴と判斷している。

同研究所副研究員の張華僑氏、北京大學(xué)教授の董熙平氏は、寧強(qiáng)県で今から5億3500萬(wàn)年前の幼蟲(chóng)の化石を発見(jiàn)し、「寛川鋪始祖幼蟲(chóng)（Eolarva kuanchuanpuensis）」と命名した。この幼蟲(chóng)は摂食器官がなく、不摂食型もしくは卵黃栄養(yǎng)型だ。この幼蟲(chóng)は獨(dú)得な構(gòu)造を持ち、刺胞動(dòng)物を代表する可能性がある。この研究は、間接発育が後生動(dòng)物の発育の原始的特徴であることを示す、初の化石の証拠となった。

この研究の成果はこのほど、學(xué)術(shù)誌「科學(xué)通報(bào)」の英語(yǔ)版「Science Bulletin」に、巻頭論文として掲載された。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2015年12月1日