春節(jié)(舊正月、今年は2月8日)の大型連休期間中も中國(guó)人観光客が日本に大挙したが、これまでの家電製品の「爆買(mǎi)い」とは異なり、日本の文化関連の商品にその注目が次第に移行してきている。中國(guó)人観光客のインバウンド消費(fèi)の方向性の変化を感じ取った一部の日本のメーカーは日本の音楽、文化関連の商品を「伴手禮(手土産)」として売り出し、中國(guó)人観光客の人気を集めようとしている。中國(guó)新聞網(wǎng)が伝えた。
2月15日、銀座のショッピング街の中心地にある山野楽器店では、日本らしい音楽のアルバムを売り出し、中國(guó)語(yǔ)による各種の紹介宣伝ポスターが店內(nèi)に掲示されていた。このアルバムは日本で105年の歴史ある日本コロムビア株式會(huì)社がこのほど外國(guó)人観光客向けに制作した日本の伝統(tǒng)的なスタイルの音楽アルバムだ。アルバムの曲はすべて日本の和楽器で演奏されており、世界各地でも耳にすることができる日本の名曲が収録されている。中國(guó)人に良く知られている曲としては「北國(guó)の春」や李香蘭の代表曲である「蘇州夜曲」など。
音楽に國(guó)境は無(wú)い。音楽を通じて日本の伝統(tǒng)文化を広め、中國(guó)人観光客の日本に対する理解を深めてほしい。日本のメーカーはこれらを「爆買(mǎi)い」の後に來(lái)る新たなビジネスチャンスになるとの見(jiàn)通しを立てている。実際、日本人ジャーナリストの中島恵氏も「日本の観光業(yè)界は中國(guó)人観光客を長(zhǎng)期的に惹きつけなければならず、それには中國(guó)の一般大衆(zhòng)のニーズに対応した努力をしなければならない」と指摘しているように、日本のメーカーもその點(diǎn)を意識(shí)し、この種の顧客グループこそが日本の観光業(yè)界にとって長(zhǎng)期的なVIPになるとみている。取材を受けた中國(guó)人観光客は「今回は特に予算は決めていなかったが、だいたい1萬(wàn)元(約17萬(wàn)5千円)くらい使った。家で実用的に使える日本らしい商品や、中國(guó)では買(mǎi)えない商品など、とにかく日本の文化的な特徴のあるちょっとしたお土産を友達(dá)に買(mǎi)っていくつもりだ」と答えた。(編集TG)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2016年2月17日
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